最愛のベーシックアイテムは、「今の自分」に似合うようアップデートすることで、一歩抜き出たおしゃれがかなう。こなれ感を携えたリッチカジュアルの新バランスを、人気スタイリスト・池田 敬さんとエクラ編集長・杉浦 歩が解説。
「定番=一生もの」ではないのです。 今のセレクトに更新することで、 大人のカジュアルが輝く!
スタイリスト・池田 敬×エクラ編集長・杉浦 歩
シャツ¥49,940/オンワード樫山 お客様相談室(エステータ) デニムパンツ「TOKYO/taruma 5years」¥39,600/ゲストリスト(ニードバイヴィンテージ)
杉浦 エクラ読者のかたに「自分らしさが出せる着こなしは?」と問うと、「白シャツ×デニム」という答えがとても多いんです。
池田 昔からのベーシックアイテムこそ、今の時代に合った視点で選び直すことが大事です。組み合わせ自体は定番でも、選びは最新に!
杉浦 白シャツもデニムも、「一生もの」はないんですよね。数年前と今とではシルエットやディテールにはっきりと差が出ます。特にデニムは、今の自分の体型に合ったサイズ感に更新を。たとえ体重が変わらなくとも、年齢を重ねると腰まわりにボリュームが出てきますから。今は大人向けのブランドが増え、さまざまなタイプが選べる時代。アップデートの好機です!
池田 僕のおすすめのスタイリングは、上下で真逆のキャラクターをもってくること。シャツがきれいめならデニムはヴィンテージ風、というように。全身キメキメじゃない引き算の視点が、大人のセンスを表現すると思っています。
杉浦 そこに生まれるこなれ感こそ、今の私たちが求める「軽やかリッチ」の真髄ですね。
Takashi Ikeda/モードなトレンドと等身大のコンサバ、両軸に精通。理想の女性像を表現するブレのない審美眼にも信頼が。
Ayumi Sugiura/行きつけのセレクトショップで、毎年デニムを更新。デニムの日はスニーカーを合わせない、がマイルール。
撮影/魚地武大(TENT) スタイリスト/池田 敬 取材・原文/三尋木奈保 ※エクラ2026年4月号掲載