肌の色になじみやすく、着こなしにほどよいアクセントを効かせる暖色のさし色は、この春トライしたいスタイルのひとつ。全身の印象を明るく映えさせ、多幸感も醸し出す。ナビゲーターはスタイリスト・戸野塚かおるさん。
1. ニューヨーク
ミリタリー調のジャケットにドレッシーなスカートという、相反するテイストをダークトーンでまとめ上げて。そこに、ビタミンオレンジで華やかに味付け。さまざまな要素を自分らしく着こなす、配色センスあふれる装い。
2. パリ
マスタードイエローのグローブは、同系色のブラウンとなじみながら装いをいきいきと新鮮に見せる。全身に散らした白で、コーデの間延びも回避して。
普遍的なデザインのセットアップは、白シャツを部分見せすることで今っぽいムードに。グローブで取り入れたマスタードイエローは、むずかしそうに見えて実は取り入れやすいカラー。眠っている服も配色を変えたら蘇る、よいお手本!(by戸野塚)
3. コペンハーゲン
ブラウンのチェック柄セットアップに、足もとはマンダリンオレンジをセレクト。ヌーディなメッシュパンプスを選べば、カラーの主張もほどよく緩和される。カジュアルなムードはリュクスな黒バッグで引き締めて。
4. コペンハーゲン
春先のオールブラックコーディネートの最適解。小物でオレンジを効かせながら、さりげない肌見せやスポーティミックスで軽快に。優美なヒールやきちんと感のあるジャケット、胸もとを詰めた着こなしで、上品さもキープ。
5. パリ
白のミニドレスにシフォンのコートをはおることで、白一色の着こなしに柔らかなニュアンスが。ネオンカラーがキレよく華やかな印象をもたらす。
色を重ねるときの極意は、明度か彩度をそろえること。白とネオンイエローは明度が合っているからこそ絵になる。蛍光色はスポーティに転びやすいけど、エレガントな服に取り入れ、品よく仕上げ上級者。(by戸野塚)
6. ミラノ
カーキのブラウスとブルーのパンツは、どちらも深みのある知的な色調。そこにピンクのバッグとサンダルで大人の甘さをひとさじ。服は光沢感のあるなめらかな素材で統一し、小物はマットなレザーでハズすバランス感覚が光る。
とのつか かおる●上質感のあるキレのよいスタイリングが人気。巧みな色使いにも定評がある。
写真/Getty Images 取材協力/戸野塚かおる 取材・文/横溝桃子 ※エクラ2026年5月号掲載