この夏もミラノからマダムたちの最新スナップが到着! ミラノに精通したスタイリスト・戸野塚かおるさんの解説とともに早速チェック。
「洗練配色が参考になります」
トレンドのアップデートやスピード感というよりも、巧みな配色でおしゃれを底上げしているのがこの夏のミラノマダムの特徴。「ボリューム感のあるボトムを取り入れつつ、すっきりとバランスよく着こなしているマダムも多くて参考になりますね」。(戸野塚さん)
「レディなタイトスカートに意外性のあるアイテムをミックスしてカジュアルダウンさせているのですが、こなれ感が抜群! バッグやスカーフを使ったヘアのアレンジなど、ポイントのつくり方もとびきり上手。私もタイトスカートが好きなので参考になります。(戸野塚)」
アグネット
(スタイリスト)
動きに合わせて足もとにつやっぽい表情をつくる、シンプルで美しいシルエットのアクネストゥディオズのスカート。そこに古着のようなテイストのTシャツと、クロエのスポーツサンダルを加えたカジュアルスタイルが抜群にスタイリッシュ。斜めがけにしたミニバッグや、スカーフを使ってコンパクトに仕上げたヘアアレンジなど、バランスよくポイントを散らした上級者テクニックも要チェック。
「全身バランスはあくまでもさりげないのですが、正統派のタキシードジャケットや、カーキのスエードバッグという意外性の加え方も素敵。メガネもマダムの雰囲気にマッチしていますね。」
ノラ(PR会社経営)
プリーツスカートから色を拾った黒Tシャツに、ヒューゴボスのジャケットを肩かけした、ハンサムスタイルのマダム。全身に軽さを加えている白スニーカーはリーボック。フェンディのカーキバッグを合わせたおしゃれ上級者。
「ベーシックな色はワンちゃんだけ!(笑)。配色のセンスと、ポメラートのリングを重ねた指先など、大人の風格があるから好印象に。」
キアラ(イベント会社経営)
愛犬と散歩中のマダムをキャッチ。Aラインのカーキスカートに、ソフィー・ドールのレモン色のゆったりシルエットのTシャツをオン。ジッラのバッグと、老舗プレミアータのスニーカーは、色をリンクさせアクセントに。
「ブルーグレーのフェンディのバッグと、オレンジのスカートの配色が絶妙。わかりやすいトレンドを取り入れていないのに、おしゃれ上手。」
ラファエラ(数学教師)
パフ袖のトップスと落ち着いたオレンジカラーのスカートはコスで購入。ゴールドにオレンジのストラップがアクセントになったサンダルが、涼やかさと華やかさを両立。フェンディのストラップつきバッグを装いのポイントに。
「ブランドブランドさせていないのですが、配色やシルエットのつくり方がとても上手。だから全身が品よくまとまっています。天然石が連なったピアスも彼女のヘアスタイルとのバランスが絶妙です。」
バルバラ(バイヤー)
コスのノースリーブトップスに、タック入りのワイドパンツをバランスよく合わせていたマダム。ポリーニのバッグとマルニの赤い太ベルトサンダルに個性を宿して。夏らしいラフィア調のベルトや天然石のピアス使いも上手。
「パンチの効いたアクセサリー使いで意外とロックっぽい雰囲気。でも大人らしく、感じよく映るのは上品配色でまとめているから。」
エリーザ(ブランドデザイナー)
リボンベルトのついたノースリーブブラウスに、白のマックスマーラのパンツをさらりと合わせた、涼しげでさわやかなコーディネート。対照的に、トーマスサボのインパクトアクセで、緩急つけた装いに仕上げている。
「今年っぽい長め丈のチェックのパンツを主役に、黒を上手に取り入れて引き締めています。Vネックやヌーディなサンダルもポイント。」
サブリナ(マーケティング)
プラダのチェックパンツを主役に、黒を効かせて洗練された装いに。大きめのレザーバッグはバリー。繊細かつモード感のあるフレームのメガネはサンローランのもの。ミニマルなデザインのレザーサンダルのチョイスも◎。
スタイリスト 戸野塚かおるさん
本誌をはじめ、雑誌やカタログ、広告などで活躍するアラフィー屈指の人気スタイリスト。コレクションの視察や買い付けのオファーなど、ファッションブランドからの信頼も厚い。