ファッション業界屈指の理論派スタイリスト・大草直子さんが、アラフィー読者の体型悩みにアドバイス! 今回は服のお直しや写真撮影時のコツ、サイズ表記の見方まで、おしゃれにまつわるいろいろな疑問にお答えします。
Q.服をお直しすることはありますか? その際、何に気をつければいい?
A.あります!「どこがジャストだと美しいか」を吟味して。
大事なのは、着たときにどのパーツが自分にとってジャストだと美しいかを知ること。コートなら肩位置よりも袖丈がポイント。パンツは、一般的にはウエストよりヒップまわりをお直しするときれいにはけます。パンツもスカートも、合わせる靴をイメージして丈を決めましょう。
Q.写真だと人よりも大きく見えるような気がします。撮られるときの注意点は?
A.笑顔が一番(笑)。歯が見えるくらい「大きく」!
人の印象に刻まれるのは“笑顔”です。口角をキュッと上げるくらいではそこまで変わらないので、歯が見えるくらいの“ビッグスマイル”を! いっそそのほうが写真の中で映えますよ。細く、スタイルよく見せることを意識するよりも簡単だし、そのほうが「記憶に残る人」になれます。
Q.体型も異なる若い人たちと並んだときに、ファッションで貫禄を出すには?
A.むしろ、大人の「かわいげ」を。貫禄はすでにありますから。
とてもいい意味で、年齢を重ねると“貫禄”は自然に出てくるもの。だから、ハイエンドな時計にはジャンクなアクセサリーを。大ぶりのネックレスよりも、揺れるイヤリングを。そんなふうに、大人こそむしろ足していきたいのは、お茶目心のような“親しみやすさ”かなって思います。
Q.納得のいくシャツが見つかりません。オーダーメイドは選択肢になりますか。
A.タイトシルエットのものを探しているなら、アリです。
求めているものが体の線を美しく引き立たせてくれるタイトシルエットのシャツなら、オーダーメイドがいいと思います。とはいえ今のシャツは“少し大きめ”がトレンド。シャツと体の間に風が入るようなシルエットなので、まずはそちらを試してみられるのもよいかもしれませんね。
Q.ブランドごとにサイズ表記が異なる気がします。サイズは当てになる? ならない?
A.タグのサイズ表記は「指標」。ブランドごとに違います。
いろいろ試して、シャツはここ、パンツはここ、とアイテムごとに自分の体型に合う“信頼のブランド”があるといいと思います。オンラインショッピングでは、より細かく数字で表記されていますよね。自分のサイズをパーツごとにきちんと測って理解しておくのもおすすめです。