すっかり市民権を得た、スニーカー。老若男女に人気なアイテムだからこそ、大人がセンスよく履くためには「特別感のある選び方」が重要。評判の「売れている」スニーカーについて、スタイリストの徳原文子さんとエディターの坪田あさみさんに語ってもらった。
大人に売れているのは“脱カジュアル”な一足
坪田 ここ数年、エクラ世代の着こなしのカジュアル化がますます進んでいて、スニーカーはどれも売れているそう。でも実用性だけでなく、スニーカーでもちゃんとしゃれた着こなしに見せるって意外とむずかしいと感じていて。
徳原 私はスニーカーをスポーティなアイテムとしてとらえず、革靴やパンプスを合わせる感覚で選ぶようにしています。だからブランドはもちろんデザインや素材も意識して選びます。実際そういうものが売れていると聞きます。
坪田 以前だとスポーツブランドの“ザ・定番”的なものを履いておけば間違いないという感じでしたが、最近は変わりましたよね。
徳原 そうですね。大人のスニーカー選びはもう少し特別感が欲しいかも。コーディネートのアクセントやハズしにするため“あえておしゃれなスニーカーを選びました”という演出が必要かな。
坪田 以前だとできるだけスニーカーを目立たせないように選んでいたんですがむしろ逆ですね。だから凝ったカラーリングやデザインのもののほうが最近はしっくりくる。買いやすい価格のものが多いスポーツブランドの場合、上手に選ぶコツはありますか?
徳原 大人の場合は、おしゃれ用ならスポーツ系量販店だけでなく、ナイキやニューバランスなども自分がふだん洋服を買うセレクトショップが買い付けているものなら、その店の服と合うものが用意されているので間違いないと思います。私はネットからも買います。店頭にはないデザインや洋服ブランドとのコラボなど珍しいデザインを発見できるし、人とかぶりにくいのもいいですよね。比較検討しやすいし。
坪田 最近は厚底でボリュームがあるものも多いので、楽な履き心地ながら脚長効果も見逃せません。夏以降もますますスニーカーが手放せなくなりそうです。
エクラ誌面でもスニーカーコーデは大人気!
以前だとパンプスなどを合わせていたきれいめなジャケットスタイルもスニーカーにシフトして今らしく。
(モデル写真すべて 撮影/渡辺謙太郎 ’21年6月号『エクラ』)