簡単だし、すっきりおしゃれに見せてくれそう……と、冬は上下で黒を着る日が増えがち。しかし、黒は無難であかぬけないという悩みも。そこで黒の名手・福田亜矢子さんが上下黒でもおしゃれに見せるコツを伝授。小物使いにこだわることで、重くなりすぎずメリハリあるスタイルを実現できる。
「上下黒」は簡単だけど、その簡単さが落とし穴。
素材の組み合わせや小物使いにこだわって洗練させて!
黒をこんなに着るようになったのは、40代になってから。黒なら甘さやつやっぽさも照れずに取り入れられますし、いろいろな素材に挑戦しても落ち着いて見える。そしてやっぱり着やせ効果もうれしい(笑)!「上も下も黒」スタイルは、異素材やテイストの違うものを“重ねる妙”が楽しいですね。ただ、合わせ方によっては手抜き感が出たりのっぺり見えてしまうことも。今回は、私があれこれ工夫しながら会得した、上下黒スタイルを洗練させるコツをご紹介します。これまでの「黒でいいか」が「黒でなくちゃ!」となればうれしいです。
「ふだんの私服も見事に黒×黒です(笑)! ロングスカートの黒をのっぺりと見せないように、レザーのつやめく黒でメリハリをつけて。ニットとデニムを黒にした日は、白のトップスをすそからのぞかせて上下の境界線を引くように。足もとも白にして、清潔感と抜け感を足しています」
エアリー×ボリューミー。重量感にメリハリを
レースとチュールをドッキングさせた、華やかでエアリーなスカート。顔まわりには、柔らかなカシミヤの黒ストールをたっぷりと盛るように巻きつけて。黒を上下で着るときは、ボリューム感とエアリー感というように、重量感に差をつけてメリハリを効かせて。そのギャップが印象をより強いものにしてくれます。
目をひく技巧的な総柄の刺繡レース。すそからはエアリーなパニエがのぞくクチュール感のある黒スカート。そのエレガントさは、シンプルな黒ニットがあってこそより引き立つ。足もとはレザーのロングブーツでシャープに引き締めて。
スカート¥64,900/ハーヴェル スタジオ ニット¥15,950/アンクレイヴ ピアス¥291,500・バッグ¥346,500/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) ストール¥37,400/アイネックス(アソース メレ) 靴¥162,800/ジミー チュウ