晩秋の休日、一度行ってみたかった海鮮料理の名店を訪問しました。
都心から車でおよそ2時間弱。
相模湾に突き出た半島が美しい神奈川県真鶴町は
かつて「東洋のリビエラ」と呼ばれた
風光明媚な港町です。
2010年、当時の天皇陛下と
皇后美智子さまが訪れ話題になりました。
文豪や画家など
多くの芸術家や文化人が愛した町としても知られ、
日本洋画の重鎮・中川一政や、
三宅克己は、その美しさを繰り返し作品にし、
志賀直哉は真鶴を舞台にした短編小説も残しています。
真鶴半島の景勝地「ケープ真鶴」には
歌人・与謝野晶子の歌碑があります。
与謝野晶子の歌碑
「わが立てる 真鶴崎が二つにす 相模の海と伊豆の白波」
岬の地に立った与謝野晶子が
真鶴半島先端部の「三ツ石」が
相模湾と駿河湾とを分けている様子を
詠っています。
目の前の景色は
この歌が詠まれた90年前と変らぬ
美しさであろうと思うと感動を覚えます。
そんな真鶴で
ひときわ賑わいを見せるのが、
老舗海鮮料理店「うに清(うにせい)」です。
うに清
創業60年。
新鮮な活魚料理が味わえるお店です。
座敷の大広間とテーブル席があり、
休日ともなれば
ボリューム満点の磯料理を目当てに
家族連れや釣り客で満席になる
予約必須の名店です。
店内から相模湾が一望できます
アツアツのサザエのつぼ焼き
磯料理の定番、サザエのつぼ焼きです。
家族5人で行ったので
贅沢に舟盛りのコースを注文しました。
伊勢オニガラ焼
こちらは「伊勢海老のオニガラ焼き」。
二つに割った形がオニの顔みたいに
見えることから名付けられたこの料理、
香ばしい醤油ダレの風味と、
伊勢海老のぷりっとした食感と旨みが
絡み合います。
そしてお待ちかねの
「舟盛り」の登場です。
そのスケールの大きさに
思わず歓声が上がります。
伊勢海老
中心に位置するのは
豪快な伊勢海老のお刺身。
先ほどのオニガラ焼きとはまた違う
刺身ならではの食感と甘さを堪能です。
活魚料理舟盛り
メインのお魚は
真鯛、石鯛、平目から選べるようになっていて、
お店の方の勧めで平目をチョイス。
平目
さすがにおススメだけあって
これがまさに絶品。
透き通った身が美しい平目のお刺身は
ポン酢で頂きます。
背びれや尾びれの付け根部分のえんがわは
コリコリとした食感で上品な甘さです。
あわび
鯵のたたき
さざえ
生うに
「うに清」という店名は
かつて真鶴でうにがよく獲れたことから
付けられたのだとか。
さすが「看板料理」だけあって
口に入れると磯の香りが広がり、とろけるような食感。
とってもクリーミーな甘さです。
とげとげの殻の上に
ひまわりの花が咲くような美しい盛り付けです。
海老みそ汁
舟盛りを満喫したあとは
伊勢海老の頭を出汁に使ったお味噌汁。
これがまた最高だったんです。
食べることが大好きな家族5人、
全員が大満足の食体験でした。
昔日の文人たちに思いを馳せ、
とれたて新鮮な海の幸に心を奪われる――
豊かな休日を過ごすことができました。
この日のファッションは
シンプルなパンツスタイル。
ブラックとグレーでまとめてみました。
トップスのニットは
背中側がグレーの生地で切り返しになっています。
ニット:JOSEPH
パンツ:M・fil
パンプス:GINZA Kanematsu
バッグ:GOYARD
ネックレス:ebure、HARRY WINSTON
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