エクラでおなじみの銅版画家・山本容子さんの展覧会へ。ご本人による解説を聞きながら作品を見るという、大ファンの私にとって忘れられない体験となりました。
「ふしぎの国のアリス」(作:ルイス・キャロル 訳:高杉一郎 絵:山本容子)
多くの書籍の装幀や挿画などをはじめ
エクラ特別付録カレンダーも手掛ける
銅版画家・山本容子さん。
独自の世界観で私も大ファンです。
その作品を集めた「山本容子版画展
世界の文学と出会う~カポーティから村上春樹まで」が開かれ、
エクラ編集部主催のイベントに参加してきました。
ホテル椿山荘東京
会場へは私と同じ山本容子さんの大ファンという
華組の水口宜子さんと一緒に行くことに。
イベントまでの時間、ランチをしようと
ホテル椿山荘東京にやってきました。
椿山荘の魅力は美しい庭園。
国登録有形文化財の三重塔や
野趣あふれる池があるほか、
一足早く春の訪れを感じさせる花々なども
咲いていました。
ホテル棟のロビーラウンジ「ル・ジャルダン」
いつも笑顔が素敵な水口宜子さん
パンプキンスープ
パニーニプレート
ローストビーフのサラダ
宜子さんは、
山本さんがストーリーも手掛けた絵本
「チューリップ畑をつまさきで」が
特に好きとのこと。
主人公たちが可愛らしいのが印象的。
私も好きな作品です。
ひとしきり山本さんファン談義で
盛り上がったあとは、いよいよ展覧会へ。
会場は早稲田大学キャンパス内にある
国際文学館(村上春樹ライブラリー)です。
早稲田大学の大隈記念講堂
山本容子版画展「世界の文学と出会う~カポーティから村上春樹まで」
集英社ギャラリー「世界の文学」全20巻 1989-1991年
山本さんは今年デビュー50周年。
膨大な作品の中から
「世界の文学」をテーマに制作された
およそ150点を展示。
「赤毛のアン」や「白雪姫」などの原画のほか、
銅版画制作のための貴重な道具やプレス機なども公開。
アトリエに足を踏み入れたようでわくわくします。
ユーモアを織り交ぜながら語る山本容子さん
そしてこの日のハイライトは
山本容子さんご本人の解説を聞きながら
作品を一緒に見て回るギャラリーツアー。
解説では様々な秘話が
紹介されました。
「白雪姫」ではすでに広まっている
ディズニーのキャラクターに引っ張られないよう、
あまりイメージが浸透していない「狩人」から
書き始めたんだとか。
「ふしぎの国のアリス(1994年)」の原画 32点
「ふしぎの国のアリス(新装版・2008年)」の原画 12点
昔の人が描いた絵を読み解いて
次なるものを付け加えてどんどん堆積していく様を
描いていきたいと語る山本さん。
それを象徴するのが「ふしぎの国のアリス」です。
1994年版と2008年版が制作されていますが、
2008年版でやっと描けたという「トカゲのビル」は
山本さんのこだわりにあふれ
失神している様子がなんともユーモラスです。
右下で赤っぽいお腹を見せているのが”失神しているトカゲ”
柔らかく繊細な描線と独特の色使い。
見ていると温かい気持ちになる
優しい雰囲気が大好きです。
「プラテーロとわたし」 サインをして頂こうと家から持ってきました
詩画集「プラテーロとわたし」は
スペインの詩人ファン・ラモン・ヒメネスの散文詩と、
山本容子さんの銅版画とが織り成す美しい作品集。
銀色のロバ、プラテーロの表情が愛らしくて
私の一番のお気に入りなんです。
原画に会えるとは思っていなかったので
夢のようです。
サインしてもらえて感激です
アーティストゆえ山本さんのことを
勝手に寡黙な女性と想像していましたが、
実際にお会いすると
お話がとっても楽しく魅力的な方で
ますますファンになってしまいました。
ギャラリーツアーに参加した華組メンバーと
雪予報で肌寒かったこの日のファッションは
タートルネックのニットに、
ロングスカートとブーツをあわせた冬の定番スタイル。
スカートはミントグリーンにして
明るくしてみました。
ニット:MUJI無印良品
ファージレ:GELLI
スカート:DÉPAREILLÉ
ネックレス:ebure
ピアス:SHAESBY
バッグ:CELINE
ショートブーツ:3.1 Phillip Lim
山本容子版画展
「世界の文学と出会う~カポーティから村上春樹まで」は
2025年5月27日(火)まで。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。
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