岡本太郎の世界を味わう、秋のアート旅をお伝えします。
家族の中で共通している楽しみ。
それは「岡本太郎」。
決して難しい芸術鑑賞ではなくて、子どもも大人も一緒に“なんか好き!”と感じられる不思議な存在。
そんな岡本太郎の世界を味わいに、クルーズ旅行の帰りに秋の青山へ寄り道してきました。
朝一番だったのですがもうたくさんの人がいらっしゃっていました。
表参道駅から歩いて10分ほど。
ハイブランドの並ぶ通りを少し入ると、突然現れる緑のジャングル!
その中にひっそりと佇む「岡本太郎記念館」。
都会の真ん中に、決して普通ではない存在感!!
ずっと来たかった場所についに足を踏み入れます。
オシャレな街に突如ジャングル出現!
ジャングルから見える(見られている?)かわいいヤツに
子どもと一緒になって「いるーーーー!!!」
皆さんには見えますか?!
探してみてください!誰もが見たことのある像がこっちを見てます。
そう。太陽の塔がベランダからこっちを覗いています。
この角度。たまりません♡
この子でした!こっち見てる(笑) 目が光っているように見えるのもツボです!
結婚当初から、夫と私の間で珍しく意見が一致していたもの。
それが「太陽の塔が好き」でした。
関西人あるあるかもしれません(笑)。
あの得体の知れない迫力、理解できないのに惹かれてしまうあの感じ。
実は飛行機からも見えるんですよ!
皆さんも関西にお越しの際には着陸前に窓の外を見てみてくださいね。
なんともかわいいフォルムと、異次元の大きさ!!
「はっ」とさせられる存在感です。
本家の太陽の塔
数年前、NHKで放送された「タローマン」。
岡本太郎の思想をユーモラスに描いた番組で、我が家でも大ヒット!
今では、子どもたちも有名な作品の名前をいくつも言えるほど。
先日、劇場版「大長編タローマン万博大爆発」も家族で見てきました。
3歳の弟君も騒がず、最後までハチャメチャな映画を楽しんでいました。
“難しい”ではなく、“なんか変で面白い”から始まるアート。
その自由さこそ、太郎さんの魅力だと思います。
子どもに人気。謎の世界観が魅了するタローマン
カルタの言葉にも注目!タローワールド全開
今回訪れた「生命の樹―もうひとつの太陽の塔―」展では、
1970年の大阪万博で展示された「太陽の塔」内部にある“生命の樹”がテーマになっています。
私は数年前、家族で万博記念公園を訪れ、再公開された内部を見学しました。
あの時のことは、今でも鮮明に覚えています。
太陽の塔の内部
絶叫を呼び起こしたお面と第4の太陽
怖かった割に帰ったらお絵描きしている兄貴。
展示空間に入ると、長男くんが「怖い!!帰りたい!!!」と突如大絶叫(笑)。
内部には、岡本太郎さん自身が世界各国から集めたお面がずらり。
確かにあの独特の空気感と迫力は、子どもにとっては少し刺激が強かったのかもしれません。
でもその“圧倒的な生命力”こそ、太郎さんが表現したかったもの。
万博当時の内部の展示。今再現されいぇいるのは中央部のみです。気になる!!
模型も精巧です
アトリエには我が家に欲しい作品がたくさん!!
太郎さんの構想力、当時の技術力、そして“命のエネルギー”を形にしたスケール感に、
私はただただ圧倒されました。
今回の企画展では、当時の模型や修復過程の映像も充実していて、
まるで創作の裏側をそっとのぞいているようなワクワク感がありました。
改めて、岡本太郎という人の“底なしの創造力”を感じる時間でした。
岡本太郎記念館の最大の魅力は、実は“お庭”。
東京・青山のど真ん中とは思えないほど、緑が生い茂っています。
まるで小さなジャングルのようで、作品たちが自然の中に息づいているんです。
まるで太古の昔から生きているような躍動感
異質なものが溶け合う不思議
原色の使い方が魅力
植物の陰に隠れるように、突然現れる太郎さんの彫刻たち。
まるでこちらを見つめているような、不思議な存在感。
子どもたちと一緒に「いたー!」「あそこにも!!」と探しながら歩く時間は、ちょっとした宝探し。
座ることを本当に拒む椅子(座れない)
自然と一体になっている作品も!
歓喜の鐘も間近に見れます
作品が“飾られている”というより、“生きている”ように感じるのが、この庭の魅力。
自然とアートが溶け合って、訪れる人の感性を刺激してくれます。
「芸術は爆発だ!」という名言のとおり、
エネルギーが静かに、でも確かに広がっている!そんな空間でした。