女性の健康が注目されるようになり、昔より更年期の話もしやすい環境になったけれど、いざ自分のこととなると「?」がたくさん。隣のアラフィーは体とどう向き合っているのか、リアルな声を通して更年期の過ごし方を探ります! まずは、更年期の基礎知識から。
Q.「更年期」について、その時期や症状など、正しく理解できている?
約6割は「正しく理解できている」と回答した一方で、「No」も4割と高い割合。’22年の厚生労働省の調査でも、更年期はいつごろのことか「知っている」と答えたのは、40~49歳で約32%、50~59歳で約46%にとどまり、まさに更年期世代でありながらも、まだわからないことがあると感じている人が多いことが浮き彫りに。
Q.今、更年期による心身の変化を感じている?
日常的につらさを感じている人から、以前とは何か違うな、という程度の人までさまざまながら、8割もの人が「変化を感じている」と回答。何事もない人のほうが珍しいということがわかる結果に。
そもそも更年期とは?
「更年期」とは、閉経前の5年間と閉経後の5年間とを合わせた10年間
「更年期」とは閉経をはさんだ前後5年、計10年間を指し、女性の一生をホルモンの分泌量で大きく区切ったときの4つのライフステージのひとつ。閉経の平均年齢が50歳なので、40代半ばから50代半ばまでの人が多いが、閉経と同様に個人差がある。女性ホルモンは20~30代をピークに35歳から徐々に分泌量が減り、40歳以降に激減。それに伴い心身の様子も変わってくるため、更年期は突然の発汗やめまい、頭痛、腰痛、関節痛、不安症状などが出る人も多い。それら更年期由来の症状を「更年期症状」といい、その中でも日常生活に支障を来すほど重い症状を「更年期障害」という。
女性ホルモン分泌量
40代になると女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が激減。それに伴ってさまざまな変化が出る。
Q.あなたが感じている更年期症状は?(複数回答)
1位 疲れる、だるい、やる気がない…63人
2位 目が疲れる、見えにくい…59人
3位 首こり、肩こり…56人
4位 ホットフラッシュ…54人
5位 眠りが浅い、不眠…53人
6位 肌の乾燥、かゆみ…48人
7位 めまい…38人
7位 不安や憂うつになる…38人
9位 手足の関節の痛み、しびれ…36人
10位 頭痛…34人
〈10位以下〉11位 頻尿、尿漏れ(33人)/12位 便秘、下痢(32人)/13位 イライラする(31人)/14位 腰や手足の冷え(27人)/15位 デリケートゾーンの違和感(26人)/16位 胃腸の不調(25人)/17位 動悸、息切れ(22人)
多くの人は複数の症状を抱えている様子。なかでも一番つらい&悩んでいる症状を聞いた質問では、1位ホットフラッシュ、2位 疲れる・だるい・やる気がない、3位 手足の関節の痛み・しびれという結果に。
朝からボーッとしたり、外に出るのがおっくうになったり。最近は、仕事に行きたくない日も。(46歳・会社員)
Q.更年期症状の度合いはどの程度?
生活に支障が出る程度/病院(婦人科など)に通う程度…29%
病院に通う程度ではないが心配になる程度…30%
なんとかやり過ごせる程度…38%
ほとんど気にならない程度…3%
Q.症状に対して対策や治療はしている?
Yes…68% No…32%
ストレッチやマッサージをしてほぐしたり、お灸も使っています。(52歳・主婦)
経血量が多くなり、出血を抑えるためにミレーナを使用。その後、ジエノゲスト(ホルモン剤)も服用した。(51歳・主婦)
婦人科で漢方薬を出してもらったり、サプリメントもとっています。また、好きなドラマを見たり推し活などで気分転換するよう心がけています。(54歳・派遣)
リンパドレナージュ、整体、気功、パーソナルトレーニングなど、体調を整えるためにさまざまな方法を試している。(53歳・会社経営)
婦人科に行き血液検査をして、ホルモンパッチをはっています。漢方を2種類とサプリを複数飲んでいます。(54歳・主婦)
Q.対策や治療の効果はある?
Q.更年期症状の対策で一番やってよかったことは?
運動(ヨガなど)…23人
漢方薬の服用…13人
医療機関で処方された薬の服用…12人
エクオールサプリの服用…11人
食事内容・栄養バランスの見直し…6人
マッサージ、鍼灸…5人
推し活など趣味活動の充実…5人
ホルモン補充療法(HRT)…3人
特にない…26人
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