閉経を迎える前後10年間をさす「更年期」。どこかが痛いという身体的なものから、気持ちが沈むといった精神面まで、そのつらさは多岐にわたるのが特徴で、どれほどつらいかも本当に人それぞれ。そこで、更年期中あるいは更年期を抜けた女性たちに「何が一番つらい(つらかった)か」をアンケート。「いろいろな症状が同時に出てつらい」という声も多い中、「しいていうなら……?」ということで、たったひとつを選んでもらった。一番多くの人からあがった「更年期のつらさナンバーワン」とは?
アンケートはエクラのメルマガ登録メンバー(45~60歳の女性)に行い、計71の回答を得た。更年期症状としていわれている52の症状名からひとつ選んでもらう方式、当てはまる症状がない人には自由記入してもらった。
【第1位】ホットフラッシュ(発汗、多汗、ほてり)
圧倒的第1位となったのは「ホットフラッシュ」(17票)。
かーっと体や顔が熱くなり、吹き出る汗。
夜寝ているときに汗をかき、眠れないのがつらいという声も。
【第2位】疲労感
いつも疲れている、疲れやすくなったという声が第2位!(7票)
大汗で疲れ、体の痛みで疲れ。
よく寝たはずの朝でも力が出ないときは疲労感から動けなくなる……。
【第3位】頭痛
体に痛みを感じる系で一番多かったのは、頭痛(6票)。
【第4位】手指の痛み・変形
ばね指といわれる痛みや悪化すると変形してしまうことも(5票)。
【第5位】同票で5つのつらさが並ぶ結果に
以下5つの症状はどれも4票獲得で同率5位。
「頭痛とめまいがひどく、何の前触れもなくめまいが始まると、視界が360度ぐるぐると回ってしまい、立っていられず床に手をついてしまうほどでした。ひどいときは1日に数回の頻度でした」(専業主婦)。
「何かひとつではないところが厄介だと思います。中途覚醒するときは寝汗もひどく、そんなときは大体季節の変わり目で耳鳴り、耳の詰まりが起こります。婦人科に行けば、中途覚醒以外に更年期らしい症状がないので、心療内科の受診をすすめられ、耳鳴りで耳鼻科に行っても服薬でも治らず。今は食いしばりで歯まで痛くなり、これも更年期かと思う今日このごろです」(事務系)。
●不安感
「昼間は、特に症状はないですが、夜布団に入るとなんかゾクゾクするような不安な感じがする。仕事をやめてから症状が出たので仕事していたころのひどいストレスからの症状かと思ったが更年期の症状かもしれないと思うようになった」(無職)。
●イライラ感
「理由もなく、なぜかずっとイライラして、まわりもいやな気になるし、自分自身でコントロールができなく、さらにイライラが増す」(専業主婦)。
●月経異常
「月経過多で、日中も夜用のナプキンを使用していました。貧血もつらかったですが、月経周期が読めない、月経期間が長い、膣にナプキンによるかゆみが出て何度も婦人科の受診をしました。金銭的、身体的、精神的とかなりきつかったです。今は完全に閉経しまして次は膣の潤いがなくなり、乾燥があり困っています」(パート)。
アンケートであがった「更年期のつらさ」は全部で26!
●不眠
●もの忘れ・記憶力の低下
●やる気の低下
●関節痛
●性交痛
●脱力感
●憂うつ
●動悸
●むくみ
●腰痛
●手足の冷え
●尿失禁
●皮膚のかゆみ
●薄毛・抜け毛
フリーアンサーでは以下のような「つらさ」をあげてくれた人もいた。
「体重増加」
「気持ちが安定しなくなる」
「当てはまるものが多いので、ひとつ選ぶのは大変。5せめて3つくらい選びたい」(アンケートより)
ホットフラッシュで不眠に陥ったり、めまいと耳鳴りに同時におそわれたり。
複数の「つらさ」に悩んでいる人が圧倒的に多かったことがわかった、今回のアンケート結果。
「どれもつらい!」という中からどれかひとつだけ選ぶという、
いわば「苦渋の選択」をしてくださった読者の皆さまに感謝……!