膣まわりのできものが実は「子宮脱」だった!臓器脱をイラストで詳しく解説【更年期の基礎知識Q&A】

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膣まわりのできものに多いのは「毛嚢炎(もうほうえん)」や「尖圭コンジローマ」などがあります。一方「できもの」と思って来院したら「骨盤臓器脱」だったケースも!子宮や直腸がどのような状態で飛び出すのか、イラストで解説します。

【教えていただいた方】

二宮典子さん
二宮典子さん

女性泌尿器科医。医療法人 心鹿会 理事長。泌尿器科専門医・指導医、性機能専門医、漢方専門医。最近注目されているフェムケアやGSMにいち早く取り組み、婦人科、泌尿器、性機能、外見のコンプレックスなどの、相談しにくい悩みにも対応。

Q. 腟まわりのできものは放っておいて大丈夫?

A. 感染症や臓器脱という病気のことも。医療機関の受診を!

「フェムゾーンにできる『できもの』で多いのは次の3つ。

①『毛嚢炎(毛包炎)』は毛穴が細菌に感染して炎症を起こすニキビのようなもの。
②『バルトリン腺嚢胞』は腟口にある粘液を分泌するバルトリン腺の炎症で外陰部が腫れます。
③『尖圭コンジローマ』は性感染症で外陰部にイボのようなものができ、人にうつります。

また、『骨盤臓器脱』をできものだと思って来院するケースがあります。子宮、膀胱、直腸などが腟から体外に出てしまう病気で更年期から増えます。いずれも婦人科で適切な治療を!」

骨盤臓器脱をイラスト解説

◆正常な子宮

OurAge×Webエクラ 正常な子宮イラスト

健康な人は骨盤底により、子宮や膀胱、直腸などの臓器を支え、適正な位置に保たれています

◆子宮脱

OurAge×Webエクラ 子宮脱イラスト

子宮が腟から落ちた状態。顔を出すくらいから、完全に脱出したものなど程度はさまざま

◆直腸瘤

OurAge×Webエクラ 直腸瘤イラスト

直腸が腟壁と一緒に落ちてきた状態。飛び出した部分に便がたまり排便障害になることも

◆膀胱瘤

OurAge×Webエクラ 膀胱瘤イラスト

骨盤底の前側が緩み、膀胱が腟壁とともに落ちるケースが、最も多い臓器脱です

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イラスト/かくたりかこ 構成・原文/山村浩子
初出:OurAge 2024/1/23

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