年齢とともに背中に贅肉がついて、ふとしたときに目に入る後ろ姿がもっさりでガッカリ… 。背中が丸くなり、ブラの下に脂肪がたまりはじめたら、背骨まわりの筋肉が使えていないサイン。床に座って背骨をひねりながら上体を倒す「床バレエ」で、背骨まわりのインナーマッスルを目覚めさせて、背中のたるみ肉を引き締めましょう。
長時間の座りっぱなし姿勢で背中にたっぷり脂肪がつく!
「座りっぱなしでパソコンやスマホを長時間のぞき込んでいませんか? 長時間、猫背や巻き肩など悪い姿勢が続くことで、背骨や肩甲骨の動きが悪くなります。すると背骨まわりのインナーマッスルがカチコチに固まって、血流が悪くなり、背中に脂肪がたっぷりついた、たるみ背中になるんです。
そんな方には背骨をひねる床バレエが効果的です。ひねることで背骨まわりのインナーマッスルが刺激されて背骨や肩甲骨の動きがよくなると、たるみ背中が引き締まってきます」(竹田純さん)
肩甲骨を動かして脂肪燃焼スイッチオン!
「このストレッチは全身痩せにも効果的です。肩甲骨の間には脂肪燃焼をサポートしてくれる褐色脂肪細胞があります。今回紹介する「背骨ひねり」は、背骨まわりと同時にカチコチに硬くなった肩甲骨をほぐして、褐色脂肪細胞にもアプローチできるストレッチ。背骨ひねりを続ければ脂肪燃焼スイッチが入って、痩せ体質になりますよ」
【背骨ひねり上体倒し】
できるだけ斜め遠くへ上体を倒すことで、背骨のひねりが深まりインナーマッスルがじわじわと刺激されます。背中や肩の大きな筋肉もストレッチされて、肩こりや腰痛予防にも効果的。さらに上体を引き上げるときにお腹の力を使うことで、ぽっこりお腹対策にも!
1. あぐらをかいて座る
床にあぐらをかいて座ります。お腹に力を入れて骨盤を立て、背すじを伸ばしましょう。
2.左脚を後ろへ
左膝を内側に倒したら、左脚だけ体の後ろに滑らせます。
3.左手の小指をマットにつける
体の前に左手を出し、小指を床につけます。右手は軽く膝の上へ。
4.左手を右斜め前に滑らせる
床につけた小指を体の右斜め前に向かって滑らせながら、上体を倒します。指先と頭頂を体から遠くへ離すように意識しましょう。右手は後ろへ。
5.左腕を上げて上体を起こす
指先が遠くを通るように左腕をゆっくり上げながら、お腹の力で上体を起こします。
6.小指を静かに床に下ろす
左腕をゆっくりと下ろし、小指を静かに床につきます。1~6を5回繰り返したら、反対側も同様に。
重心が前にずれてお尻が浮く
手を伸ばすときに重心が前にずれてお尻が浮いてしまうと、背骨まわりの筋肉が使われません。
背中が丸まる人はお尻の下にクッションを入れて
股関節が硬いと上体を倒したときに背中が丸まったり、NGポーズになってしまいます。そんな人はお尻の下に、ただんだタオルやクッションを入れて、背中を伸ばしたまま体を倒すように意識をしましょう。
動きをおさらい!
「体を倒すときも引き上げるときもお腹の力で、背骨を真っすぐ伸ばしたままゆっくりと体を動かすのがインナーマッスルを刺激するためのコツ。ゆっくりとした呼吸に合わせて、上品に動いてみてくださいね」
初出:OurAge 2025/1/1