がんはとにかくお金がかかる……そんな不安を抱いている人も多いはず。実は手厚いサポートがあることを知っていますか?お金に困らないカギは、ズバリ「情報集め」。
情報も補助も「とりにいく」
公的制度やサポートの手厚さにひと安心……しかし、そこに落とし穴も。「公的制度は原則としてすべてセルフサービス。自分で情報を把握して動かなければ受けられません。また、高額療養費も傷病手当金も障害年金も、申請してから支払われるまでには相応のタイムラグがあることも知っておくべきでしょう」(黒田さん)
公的制度は頻繁に改正されるため、最新情報は常に確認しておきたいもの。下記に紹介する各種サービスで専門家の力を借りるのもひとつの手だ。
「制度を利用できないと思い込まない、あきらめない、が肝心。行動する前に、ぜひ相談してください」
がん患者や家族が利用できる公的制度
※介護休業給付金の支給申請は、委任をすれば勤務先経由で請求することができる。
出典:黒田尚子『がんとお金の真実』(セールス手帖社保険FPS 研究所)
さらに知っておきたいサービス、いろいろあります!
がんに関する正確な情報を知りたいとき
どんなお金の支援制度があるか検索したいとき
NPO法人 がんと暮らしを考える会「がん制度ドック」
かかったがんの部位、体調、加入していた年金の種類、家族構成、収入やローンの状況などを入力すると、利用できる可能性のある制度が一覧できる。申請手順やFAQも充実。
https://www.ganseido.com
お金について専門家にアドバイスしてもらいたいとき
一般社団法人 患者家計サポート協会「制度とお金の確認サポート」
医療費、教育費、生活費などがん患者と家族が直面するお金の問題をオンラインでFPに個別相談できる。1回40分・2000円とリーズナブル。黒田さんも顧問として参加。
子育てや介護の援助が必要なとき
一般財団法人 女性労働協会「サポートセンター検索」
働く女性を支援する窓口はこちらから検索。家事や子育てのサポートだけでなく、エクラ世代に切実な介護もカバー。
とにかく相談したいとき
がん診療連携拠点病院「がん相談支援センター」
400カ所以上ある全国のがん診療連携拠点病院に設置されたがん相談支援センターの探し方や利用方法を詳しくガイド。
治療中も仕事を続けたいと思ったとき
厚生労働省「仕事とがん治療の両立お役立ちノート」
罹患後も仕事を続けるための各種申請やサポート先、復職に必要な準備などをケースごとにまとめた便利なハンドブック。
https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/dl/download/0000204876.pdf
アピアランスケアの助成について知りたいとき
NPO法人 JHD&C「自治体による助成一覧」
外見の変化を緩和する「アピアランスケア」も全国自治体で推進中。ウィッグや乳房再建の助成金情報は要チェック。
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