子宮筋腫の手術にはさまざまな選択肢があります。ここでは開腹をせずに、膣経由で筋腫を摘出する「子宮鏡下手術」を解説。手術時間が短く、お腹に傷がつかないこの手術法を受けられるのは、どんな筋腫の場合?
教えていただいたのは
明樂重夫さん
明樂重夫さん
あきらしげお・明理会東京大和病院院長。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療指導医。日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医。女性医療や女性ヘルスケア領域の確立に尽力。
子宮の内側にできる粘膜下筋腫に限った摘出手術。開腹はせずに子宮鏡を用いて筋腫を取り出します。大きさなどの制限もあるため、限られた人向けです。
粘膜下筋腫に適用・腟経由の手術「子宮鏡下手術」
腟から子宮用の内視鏡を挿入し、電気メスで筋腫を少しずつ取る手術。先端にあるカメラの画像を見ながら操作します。
メリット
●手術時間が短い
●術後の痛みが少ない
●お腹に傷がつかない
●入院期間が短く、社会復帰も早い
デメリット
●粘膜下筋腫以外の筋腫には適用にならない
●筋腫が大きな場合は、手術を数回に分けて行うことがある
●出血など予想外の事態が起きた場合は、開腹になることも
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イラスト/内藤しなこ 構成・原文/蓮見則子
初出:OurAge 2023/3/7
初出:OurAge 2023/3/7