尿、腟、肛門トラブル回避のために! 今日から始められる「骨盤底筋トレーニング」

尿のトラブルにも、腟まわりのトラブルにも、痔などの肛門のトラブルにも効果的なのが骨盤底筋トレーニング。アラフォーの「シモ」不調に直結するこの筋肉を今すぐ整え直すトレーニングをご紹介!

排尿・排便コントロールはすべて骨盤底筋が!

膀胱、尿道、子宮、直腸を下から支える骨盤底の筋肉が骨盤底筋。この筋肉の収縮がこれらの臓器の“蛇口”(尿道口、腟、肛門)の開閉をし、排泄をコントロールしている。骨盤底筋がゆるむと蛇口が閉まりにくくなり、尿漏れや頻尿、腟のゆるみ、便の漏れなどを招く。つまり骨盤底筋トレーニングをすれば、これらの症状が改善しやすくなる! 肛門まわりの血流もよくなり、痔の予防にもつながる。

ココが骨盤底筋

★ココが骨盤底筋
膀胱、尿道、子宮、直腸は、筋肉や靭帯、筋膜でできた骨盤底というハンモック状のプレートにのっている。この骨盤底の筋肉が骨盤底筋。臓器を支え、排泄をコントロールする働きも。つまり「シモ」不調解消の要となる筋肉なのだ。

【HOW TO トレーニング】

まずは肛門を締めてみる

1.まずは肛門を締めてみる
自然な呼吸をしながら、おなかやおしりは動かさずに肛門をキュッと軽く締めたり、ゆるめたりを2〜3回繰り返す。次に肛門をギューッと2〜3秒締めたら、4〜6秒リラックスする。これを2〜3回繰り返して。

次に腟と尿道を締めてみる

2.次に腟と尿道を締めてみる
自然な呼吸をしながら、おなかやおしりは動かさずにおしっこを我慢して止めるイメージで、腟と尿道を軽く締めたりゆるめたりを2〜3回繰り返す。次に腟と尿道をギューッと2〜3秒締め、4〜6秒リラックスを2〜3回。

肛門と尿道を一緒に締めて上方に引き上げる

3.肛門と尿道を一緒に締めて上方に引き上げる
最後に、肛門から腟、尿道(骨盤底筋全体)をまとめて締め、息を吐きながら上方に引き上げる。体の中に引き込むようにするのがコツ。会陰(腟と肛門の間)の筋肉の動きを意識しながら行って。

【毎日の生活の中で自然に取り入れるのがコツ!】

立っているときの骨盤底筋トレーニングのやり方

立っているとき

背すじを伸ばして姿勢よく立ち、手をおなかとおしりに当て、おなかとおしりが動かないように意識しながら、1〜3の動きを行って。最後に息を吸って力を抜き、リラックス。1セット5回。

座っているときの骨盤底筋トレーニングのやり方

座っているとき
姿勢を正して椅子に座った状態で、1〜3の動きを行う。最後に息を吸って力を抜き、リラックス。1セット5回。仕事の合間などにちょこちょこと行おう。

横になっているときの骨盤底筋トレーニングのやり方

横になっているとき
あおむけになり、両膝を立てた状態で、1〜3の動きを行う。最後に息を吸って力を抜き、リラックス。1セット5回。朝起きたときや、夜寝る前などに行うのがおすすめ。

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取材・原文/和田美穂 イラスト/中根ゆたか 佐藤由実(藤村デザイン事務所) ※エクラ2022年4月号掲載

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