心の辞書に“イライラ”の文字をもたなそうなあの人も、時にはイライラすることが!? 作家・角田光代さんが今までの経験をもとにたどりついた私的マインドコントロール術を公開!
作家・角田光代さん
作家・角田光代さん
24歳で作家デビュー。『対岸の彼女』で直木賞受賞のほか、数々の作品で文学賞を受賞。近著に、小説『タラント』、訳書『源氏物語』全3巻(第72回読売文学賞受賞)など。
“軽イライラ”は空腹を満たし、“重イライラ”は日記で自己分析
「実は昔からイライラしがち。30代のとき、私のイライラは服薬が必要なほどなのか真剣に考え、本当につまらないことでイラついていることを自覚してからはさほどつらくなくなりました。イライラには、すぐに忘れる軽いものと、10年に一度くらいの周期で訪れる重いものが。空腹時にひどくなる“軽イラ”対策には、小腹を満たしたり待ち時間用の本を携帯したり。自分ではコントロールできない悩みがあるときに起こる“重イラ”対策には、今の心理状態を日記に書いて分析します」
私のイライラ対処法
・レジや行列などの待ち時間には本を読む。
・猫をなでる、モフる。
・体力が必要な掃除をする(ガス台ふき、床ふき、草むしり)。
・人間関係でイライラするときは、自分に原因があるか、相手に原因があるか、熟考する。
・「KALDI」など、めずらしいものを陳列している店に行って、めずらしい商品をひたすら眺めて驚き続ける。
取材・原文/片岡えり イラスト/小迎裕美子 ※エクラ2022年8月号掲載