やる気を維持する方法を、諏訪東京理科大教授の篠原菊紀さんに教えていただいた。欲張らない、こまめな休憩、締めくくりにポジティブな言葉を使うなど、少しの工夫でやる気は保てる!
教えてくれたのは…
篠原菊紀さん
篠原菊紀さん
諏訪東京理科大教授。専門は脳神経科学、応用健康科学。日常の場面での脳活動や脳トレなどに詳しく、著書に『「すぐにやる脳」に変わる37の習慣』(KADOKAWA)など。
欲張らずに目標設定を低くしてみる
「あれこれやろうとしてハードルを上げすぎると、コンプリートできなかったときにネガティブな感情が残ります。それよりも目標設定を低めに、タスクを細かく分けるほうが『終わった』『できた!』と自分をほめる回数が増え、やる気が維持しやすくなります」
集中力が切れる前に15分を区切りにしてみる
「脳には、物事を始めたらやめにくくなる性質がありますが、集中して取り組めているのはせいぜい15分。集中力の低下に気がつかないまま続けても、パフォーマンスは下がるばかり。15分をひと区切りにしてリフレッシュするほうがいい結果が出て、それを快感と脳が認識します」
終わりはポジティブな言葉で締めくくってみる
「人間の記憶力は意外とあやふやで、途中のことは案外覚えていないもの。やるべきことが終わった最後に『はかどった』『気持ちよかった』などポジティブな言葉で締めくくると、その行動が快感を伴う記憶としてインプットされ、次のやる気を生み出しやすく」
取材・原文/遊佐信子 イラスト/カツヤマケイコ ※エクラ2022年9月号掲載