真夏の陽射しが降り注ぐ中、所用で麻布台ヒルズへ。カジュアルにひとさじのマダム感を加えたファッションで出かけてみたら、これが思いのほか、あの街に馴染みました!
麻布台ヒルズ。真っ青な空と溢れる緑。
6月末だというのに、連日の猛暑が続いていたので、とにかく涼しさを重視したこの日。
あまりにもカジュアルダウンしすぎた感じにはしたくなかったので、少し考えました…。
そうだ!
出番がないままクローゼットに入れっぱなしだったレオナールのT シャツ、そろそろ着てみようかな?と
急に思い立ち…。
ボトムスは何が合う?
こちらも、しばらく忘れていたけれど、以前リゾートでよく履いていた涼しいロングスカートが、案外いいかもしれない。
こんな感じでなんとなくそれらを引っ張り出してきてコーディネートしてみたら、着る機会がなかったT シャツと、しばらくぶりのスカートが、わりと今風な着こなしに見えたんです(笑)
髪もまとめてイヤリングを目立たせ、
ゴールドのリングを重ねづけ。
肌触り抜群のT シャツと、スリットが前後に深く入ったひらひら素材のロングタイトスカート。足元はゴールドのバレーシューズ。
この日はまだ6月だったけれど、真夏の暑さ。タワーの上に太陽がギラギラ!
さて。
ここからはネタばらし!
このレオナールの T シャツ、なぜ私の元にあるかと言えば、実は母のお下がりだから。
なので20年以上前のものだと思うのですが、全く生地が劣化していなくて、新品同様!
(このT シャツに限らず、昔のものはどれも縫製が丁寧で、高品質。デザインはさておき、いつまで経っても良い状態を保っている点にはいつも感心しています。)
特にレオナールに使われているカンカン(can can)という生地は秀逸。
アセテートとポリエステルの合成繊維でシワになりにくく光沢感があり、何しろ肌触りがよく、着心地が最高!
何度クリーニングしてもへたらない!
袖を通すと毎回「おお〜!」となる感覚は、さすがハイブランド(笑)
この着心地の良さには、かなり気分が上がります。
私がレオナールを外で着ることはない!と長らく思い込んでいましたが、この日のチャレンジを終えてみると、この色と柄なら、悪くないかなと感じました。
レオナールは華やかなお花のプリントの印象が強いと思いますが、無地にほんの少しのパイピングだけのものがあったり、今回私が着用しているような柄もあったりするのです。
この着心地の快適さと言ったら!
機嫌まで良くしてくれるパワーがある!
ようやくエクラ世代になって着られるようになった気がするので、また別の母のお下がりを出してこようかなと思っています。
でも、誰もがイメージするレオナールの柄は、基本的にシンプルな物を好む母の趣味とは合わなかったため、家の中だけで着ていたくらいですから、(それなのにたくさん所有していたのには様々な事情があったようで…)
いくら私が歳を重ねたからといって、着こなせるかと言えばかなり無理な気はするのですが…。
広場には緑がいっぱい。奥には、《東京の森の子》が見えます
トレンドをどんどん取り入れ、気軽に新しい気分を味わえるファストファッションも良いのですが、
やはりハイブランドに相応の価値があるのは事実。
今回、久しぶりレオナールのTシャツ着てみて、
改めてそう思ったんです。
たかが1枚、されど1枚でした~。
その張りと光沢から、見るからに上質だと分かる生地、程よくストレッチがきいて、身体の動きまで自然にサポートしてくれるかのような安心感もあって、
物腰にまで影響を与える1枚。
気分が上がるとはまさにこういうことなのだと実感できました。
タワーからの眺め
ピカソや岡本太郎が、基礎にはきちんとしたデッサン力を持ち、アカデミックな技法に基づいた絵画を描いた上で、今誰もが知る表現に至っているように、
あるいは、著名な作家たちが写実的な描写を経て抽象やデフォルメへと表現の幅を広げたように…。
ファストファッションとハイブランドを上手に行き来しながら楽しむ感覚について、私自身はこんなふうに捉えています。
帰りがけには、パンの国際大会で世界一になったパン職人のお店【Comme'N】TOKYOに立ち寄りました。
どれも美味しそうで、あれもこれもと選んでしまい、
袋を受け取ってびっくり。
どっしりとかなりの重さに!
この発酵バターたっぷりのクロワッサンが大人気!焼きたてのクロックムッシュや大豆バターとさつまいものパンなど、工夫いっぱいのパンはどれも美味しい♪
そして麻布台ヒルズには、いくつかパブリックアートもあり、街の風景に溶け込んでいます。
大好きな奈良美智さんの彫刻、《東京の森の子》が中央広場にあったり、建物内の通路の空間にオラファー•エリアソンの作品が浮かんでいたり。
奈良美智《東京の森の子》
オラファー・エリアソンの《相互に繋がりあう瞬間が協和する同期》
奈良美智さんの作品に触れたり、美味しいパンをたくさん買ったり、マーケットで紅茶や珍しい地方の商品をみたり。
短時間でしたがとても楽しい気分に満たされるお出かけでした♪