次にパリを訪れる人にも、しばらくパリから遠ざかっている人にも、この5つの紅茶はきっと心に残るはずです。気づけば、パリ土産の“正解”の一つは、紅茶になっていました。
🥇第1位
Conservatoire des Hémisphères(コンセルヴァトワール・デ・ゼミスフェール/リブ・ゴーシュ)
Conservatoire des Hémisphères
完全オーダーメイドの紅茶専門店。
この時点でもう特別なのに、
ここで出会ったのが——
薔薇の香りの紅茶「リブ・ゴーシュ(Rive Gauche)」
一口飲んだ瞬間、
「これは“香水”ではなく“情景”だ」と思った。
強すぎない、甘すぎない、
生花に顔を近づけた時の、あの静かなローズ。
リブ・ゴーシュの空気ごと、カップに閉じ込めたような紅茶。
🥈第2位
DAMMANN FRÈRES(ダマン・フレール)
限定・エッフェル塔の青い缶
「TOUR EIFFEL(トゥール・エッフェル)」
バニラとアーモンドがやさしく香る一杯。
エッフェル塔が描かれたブルーの缶は、
「飲み終わった後も捨てられないパリ土産」の代表格です。
ダマンフレールの魅力は、
とにかく香りのバランスが美しいこと。
紅茶に詳しくなくても、
「美味しい」が一瞬で伝わる安心感があります。
パリ初心者にも、紅茶通にも刺さる一缶。
DAMMANN FRÈRES
🥉第3位
SÉBASTIEN GAUDARD (セバスチャン・ゴダール)
パリ随一のクラシカル・パティスリー、SÉBASTIEN GAUDARD。
実は紅茶も、驚くほど完成度が高いのです。
お菓子と一緒に飲むために計算されたブレンド
「THÉ NOIR À LA VANILLE」 は、
主張しすぎないバニラの香り、それでいて確かな存在感。
甘さを引き立て、口の中を静かに整えてくれる、
まさに“名脇役”のような紅茶です。
華やかさよりも、品のよさ。
余韻まで美しい、パティスリー発の一杯。
内装も、パッケージも、味わいも。
すべてが「古き良きパリ」。
SÉBASTIEN GAUDARD
第4位
Mariage Frères(マリアージュ・フレール)
Mariage Frères(マリアージュ・フレール) のMarco Polo(マルコ・ポーロ)。
もはや説明不要の名作。
フルーティーで華やか、
「これぞMariage Frères(マリアージュ・フレール)」という完成度。
世界中で愛される理由を、再確認する一杯。
Mariage Frères
第5位
Boissier(ボアシエ)
― ヴィクトル・ユゴーも愛した、甘美な歴史 ―
老舗チョコレート店として名高い、Boissier(ボアシエ)。実は紅茶も、驚くほどエレガントです。
とりわけ印象的なのが、
ピンクの缶の「フラワーペタルブレンド」。
このビジュアルだけで、心を掴まれます。
味わいは、薔薇やコーンフラワーの花びらがやさしく香る、チョコレートに寄り添うための紅茶。
一粒のショコラとともに、ページをめくるように、静かに味わいたい一杯です。
Boissier
パリの紅茶は「香りの記憶」
一杯の紅茶が、
その日の温度や、歩いた道の気配まで思い出させてくれる。
それが、パリの紅茶の不思議なところです。
旅の前にも、旅のあとにも。
この5つの紅茶が、
またパリへ戻る小さなきっかけになりますように。