最寄りはJR鎌倉駅。西口から、喧騒を避けた静かな裏道ルートで向かいます。
KINGDOMビルを左方向へ
銭洗弁天の看板
さらに進みます
西口を出たら、駅前をそのまま直進。ほどなく見えてくる紀ノ国屋の手前の道をまっすぐ進むと、キングダムビルが見えてきます。看板「銭洗弁天」方面に進み、ゆるやかな坂を上っていくと――やがて、長蛇の列が見えてきます。
静かな街並みに現れるその行列こそが、茶房 雲母の目印です。
喧騒を離れ、少しだけ特別な場所へと向かうような、この道のりもまた楽しみのひとつです。
茶房雲母
店内
店内は、木の温もりに包まれた落ち着いた和の空間。どこか懐かしさを感じる座敷席もあり、大きな窓からはやわらかな光が差し込み、鎌倉らしい穏やかな時間が流れています。
行列の賑わいとは対照的に、ひとたび席に着くと不思議と心がほどけていく――そんな“大人のための鎌倉カフェ”という印象です。
メニュー
メニューは、白玉を主役にした甘味がずらり。あんみつやぜんざい、クリーム系など、どれも丁寧に作られているのが伝わってきます。
特に印象的なのは、「注文を受けてから白玉を茹でる」というこだわり。そのため提供までに少し時間はかかります。
白玉フルーツクリームあんみつ
お店の方に伺って注文したのは、
一番人気の「白玉フルーツクリームあんみつ」。
つややかで大ぶりの白玉に、色とりどりのフルーツ、そしてなめらかなアイスクリーム。ひと口いただくと、白玉のもっちり感に思わず驚きます。やわらかいのにしっかりとした弾力があり、“茹でたて”ならではの食感が際立ちます。フルーツの爽やかさとあんこの優しい甘み、アイスクリームのコクが絶妙に重なり合い、最後まで飽きることなく楽しめる一品です。
さらに、添えられたみつをとろりとかけると、全体の味わいがぐっと引き締まり、甘みとコクが一層深まります。
宇治白玉クリームあんみつ
そして二番人気の「宇治白玉クリームあんみつ」。
こちらは白玉に抹茶が練り込まれており、ほんのりとした苦味がアクセント。抹茶の風味が上品で、甘さとのバランスが絶妙です。鎌倉で味わう和スイーツとして、大人の満足感をしっかり満たしてくれる一皿でした。
夏には、ひんやりとしたかき氷とともに白玉を楽しめるメニューも登場するそうで、暑い季節ならではの涼やかな贅沢に心惹かれます。
さらに、ずんだ白玉もおすすめとのことなので、次回はぜひそのセットをいただいてみたいと思います。
鎌倉で“本当に美味しい甘味”を求めるなら、外せない一軒が茶房 雲母。行列も含めてひとつの体験であり、並んででも味わう価値のある白玉は、まさにここでしか出会えない特別な存在です。喧騒から少し離れた静かな道の先にある、心ほどける時間と絶品スイーツ。鎌倉カフェ巡りの中でも、記憶に残る一軒になること間違いありません。