パリの中心を流れるセーヌ川。その流れに寄り添うように浮かぶ2つの島、シテ島とサン・ルイ島は、まさにパリの原点とも言える場所です。
パリの中心を流れるセーヌ川。その流れに寄り添うように浮かぶ2つの島、シテ島とサン・ルイ島は、まさにパリの原点とも言える場所です。
シテ島は「パリ発祥の地」として知られ、歴史と文化が息づくエリア。一方のサン・ルイ島は、落ち着いた雰囲気の中に美しい街並みが広がり、ゆったりとした時間を楽しめる場所です。
花市場
散策の始まりは、シテ島にある花市場「Marche aux Fleurs Reine Elizabeth II de Paris マルシェ・オ・フルール・レーヌ・エリザベス2世)」から。
パリの花市場の中でも特に歴史があり、19世紀のナポレオン3世の時代から存在する老舗の市場です。
「Marche aux Fleurs Reine Elizabeth Il de Paris」(エリザベス二世女王 花市場)
この市場は、パリの花と植物を愛する人々にとって欠かせない存在。季節ごとに咲き誇る花々が並び、香り豊かな植物が市場全体を包み込みます。
2014年、イギリスのエリザベス2世女王がフランス訪問の際にこの市場を訪れたことを記念し、その名が「Reine Elizabeth II (エリザベス2世女王)」と改称されました。
Marche aux Fleurs Reine Elizabeth II de Paris
シテ島の美しい風景の中で、カラフルな花々や植物に囲まれる時間は、パリの静かな魅力を感じさせてくれます。
歴史的レストラン「Au Vieux Paris d'Arcole」で味わう伝統の味
ランチには、シテ島に佇む老舗レストラン「Au
Vieux Paris d'Arcole (オ・ヴュー・パリ・ダルコール)」へ。
シテ島にある歴史的な建物の一角にあり、その外観は藤の花に包まれた幻想的な姿で、多くの人々を魅了します。
この建物は1512年に建てられ、元々はノートルダム大聖堂の聖職者たちの住居として使用されていました。
その後、レストランとして新たな歴史を刻み始めます。現在では、パリの伝統的なビストロ料理を提供する名店として、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。
この日いただいたのは、フランスの味を存分に楽しめるメニューです。
繊細な味わいが楽しめる「カルパッチョ」
カルパッチョ
薄くスライスされた魚介にオリーブオイルやハーブが散りばめられ、ピンクペッパーのアクセントが効いた一皿。レモンを絞ると爽やかな味わいになりました。
牛肉の煮込み「ブフ・ブルギニョン」
ブフ・プルギニョン
ブフ・ブルギニョンは、フランス・ブルゴーニュ地方の郷土料理で、牛肉を赤ワインと香味野菜でじっくり煮込んだ煮込み料理です。
赤ワインでじっくり煮込まれた牛肉は、口の中でほろほろと崩れるほど柔らかく、じゃがいもやにんじんの甘みがソースと絶妙に調和しています。
リガトーニと一緒に味わうことで、より満足感のある一皿になります。
フランスのグラタンのような料理「ウフ・アン・ココット」
ウフ・アン・ココット
ウフアンココットは、フランスの家庭料理の一つで、小さなココット皿に卵や生クリーム、チーズなどを入れてオーブンで焼き上げた料理です。
なめらかな生クリームと卵が絶妙に絡み合い、香ばしく焼き上げられています。
スプーンを入れると、とろりとした半熟卵が広がり、パンと一緒に楽しむのにぴったりです。
デザートには、濃厚なカスタードとカリカリのカラメルが絶妙なクレームブリュレ
クリームブリュレ
なめらかな口当たりのカスタードと、パリッとしたカラメルのコントラストが魅力です。
スプーンを入れると、ほろ苦いカラメルが崩れ、中から濃厚なクリームがとろけ出し、上品な甘さが口いっぱいに広がります。
復活祭を祝うJoyeuses Pâquesの看板
テラス席は、このレストランの魅力をさらに際立たせています。
シテ島の静かな街並みに溶け込むように設けられたテラスは、緑と花々に囲まれ、まるでパリの隠れ家のようなまい。
昼間は陽光が優しく差し込み、風に揺れる葉の音が心地よいひとときを演出。
夜には幻想的なライトアップのもと、ロマンチックな雰囲気の中でディナーを楽しむことができます。
料理の美味しさだけでなく、フランスの歴史と文化を感じながら食事を楽しめるこの場所は、特別な時間を過ごすのにぴったりのレストランです。
セーヌ川の風景と歩く
セーヌ川
食後は、セーヌ川沿いの小道を歩きながら、ゆっくりとパリの空気を感じる時間。歴史ある橋の上から眺めると、川面にはパリの街並みが映り込み、流れる水がまるで時間の経過を映し出しているようです。
石畳の道やクラシックな街灯が、まるで19世紀のパリに迷い込んだかのような錯覚を与えてくれます。
どの季節に訪れても、セーヌ川沿いの散策はパリの魅力を存分に味わえます。
【世界遺産】
パリのセーヌ河岸は、1991年に世界遺産に登録されています。
【登録対象の範囲】
「シテ島」
ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)
サント・シャペル(Sainte-Chapelle)
コンシェルジュリー(Conciergerie)
「サン・ルイ島」
歴史的な邸宅や街並み全体(17世紀以降の典型的な都市住宅群)
「右岸」
ルーヴル美術館(Musée du Louvre)
チュイルリー庭園(Jardin des Tuileries)
市庁舎(Hôtel de Ville)
シャイヨー宮(Palais de Chaillot)
「左岸」
オルセー美術館(Musée d’Orsay)
フランス学士院(Institut de France)
国立高等美術学校(École des Beaux-Arts)
「橋」
ポン・ヌフ(Pont Neuf)(最古の石橋)
アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)
アルマ橋、ソルフェリーノ橋、ロワイヤル橋など多数
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