ベルギーのリムブルフ州にあるアルデン・ビーゼン城(Alden Biesen Castle)。
中世の趣を今に残すこの美しい城で、毎年開催される花の祭典「Feerie Florale Flower Show 2025」を訪れてきました。
Feerie Florale Flower Show 2025
ベルギーのリムブルフ州にあるアルデン・ビーゼン城 (Alden Biesen Castle)。
中世のたたずまいを残すこの美しいお城で、毎年開催される花の祭典「Feerie Florale Flower Show」に行ってきました。
この花のフェスティバルは、世界中から集まったフローラルアーティストたちによる、花のインスタレーションが一堂に会するアートイベントです。
「花」と「芸術」そして「歴史ある建築」が融合した空間は、まさに圧巻。どこを見ても感性を刺激される、五感で楽しむ贅沢な一日となりました。
Geert Pattyn 氏の作品
花の異世界へ、一歩踏み出す
お城の扉をくぐると、そこはもう花の異世界。
石畳の小道を進むと、視線の先に、想像を超えるスケールの花のオブジェが現れました。
色彩、造形、香り──そのすべてが調和しています。
城内に広がるアートの饗宴
城内に足を踏み入れると、天井に届くほどの壮大な装花や、繊細に吊るされたインスタレーションが迎えてくれます。
フレッシュな香りが漂い、そこはまさに"生きるアート”の世界。
各部屋には、それぞれ異なるテーマのフラワーアートが展開されており、アーティストたちの個性と感性が際立つ空間になっています。
ひとつひとつの作品に目を向けながら歩いていると、まるで現代美術館をゆったり巡っているような贅沢な時間に包まれました。
展示を巡っていると、至るところで目にするのが「花のインスタレーション」。
「花のインスタレーション」とは、
花を使って空間そのものをデザインするアートのこと。色、香り、光が溶け合い、花と建築がひとつになったような世界を生み出します。
「見る」ではなく「感じる」花のアート。
それが、花のインスタレーションの魅力です。
暮らしに生かしたい、花と食のテーブルコーディネート
テーブルコーディネート
奥のギャラリーでは、花と食の融合をテーマにしたテーブルコーディネート展示もありました。
「日常の中に、少しだけ花を添える」
そんな小さな工夫ひとつで、暮らしはぐっと豊かになるのだと、展示を見ながらしみじみ感じました。
世界の才能が競う、フラワーコンペティション
イベントの見どころのひとつが、国際フラワーコンペティション。
世界各国のフローリストたちが技と感性を競い合い、独創的な作品を披露します。
入賞作品はどれも芸術性が高く、構成力・配色・素材の使い方に思わずため息が出ました。
一位🥇の作品
聖なる空間で感じる"静”の美
教会
城内に残る教会では、荘厳なアーチを背景に花々が飾られ、光と影が織りなす神秘的な世界が広がっていました。
「静」の中に息づく「動」の美しさが、心に深く残りました。
花と芸術と建築が響き合う、五感の祭典
美しいものを見ると、心が整う。
そして、"美しさを感じ取れる心”こそが、日常を輝かせてくれる。
またひとつ、忘れられない旅の記憶が増えました。
アルデン・ビーゼン城(Alden Biesen Castle)
Alden Biesen Castle
アルデン・ビーゼン城(Alden Biesen Castle)は、ベルギー・リンブルフ州ビルゼン(Bilzen)近郊のリクホーフェン(Rijkhoven)に位置する16世紀の歴史的な城で、現在はフランドル共同体の文化・会議センターとして利用されています。
住所
Kasteelstraat 6, 3740 Bilzen, Belgium
アクセス方法
車:
E313高速道路の「Bilzen Zuid」出口から
約5km。
公共交通機関:
ビルゼン駅(Bilzen Station)から
バスまたはタクシーで約5km。