日本三大焼き物として知られる、瀬戸焼・常滑焼・美濃焼。
東海エリアには、焼き物文化が息づく町が点在しています。
この日は、美濃焼の町として知られる多治見へ。
今回訪れたのは、フレンチレストラン「TONARI」。
美濃焼の器に盛り付けられるお料理を楽しみに、早めのバースデーランチに選んだのは、
カウンター越しにシェフの手仕事を眺めながらお料理をいただくライブキッチンスタイルのお店を予約することに。
メイン料理は、人生初の鹿肉ジビエ。
シェフから、
「刺身でもいただけるくらい新鮮なものなんですよ。
もしかしたら牛肉より美味しいかもしれません」と。
そんなお話を聞きながら会話を楽しめるのも、
カウンター席ならではの魅力です。
富山県 蛍烏賊
北海道 百合根豆腐
エディブルフラワーが添えられた美しい一皿も、まさに自然の恵みを感じるお料理でした。
兵庫県 明石 真鯛
ライム カルダモン 土佐分担のグラニテ
岐阜県 恵那産 本州鹿
実際にいただいてみると、臭みはまったくなく、やわらかく上品な味わいに驚きました。
実は主人、最初はあまり乗り気ではなかったのですが(笑)
「誕生日だからね」と付き合ってもらった感じ。
それが、「こんな世界があったんだね」と、固定概念を覆された様子。
カウンター越しにシェフの手仕事を眺めながら、ゆったりとしたランチの時間が流れていきます。
タルトタタン〜バナナ〜
お茶菓子 ジンジャーとレモンのマカロン
一皿ごとに変わる美濃焼の器が料理を彩り、シェフのこだわりが詰まった一皿とおもてなしに感動。ここでしか味わえない特別な時間でした。
食後は、同じ敷地「THE GRAND MINO」内にある美濃焼のギャラリーへ。
「美濃の伝統を、いまのかたちに。」という展示テーマの通り、
現代作家の作品と歴史が静かに並ぶ空間。
なんだか、自分たちも少しアップデートされたような気分に。
多治見は、日本一の陶磁器生産地ともいわれる美濃焼の町。
日本一暑い町としても知られ、夏はとても暑い地域ですが、
器のお店やギャラリーが点在してるので、
今の季節は、心地よく街歩きをしてみることに。
古い商家が並ぶ静かな通りを歩きながら、器の店やギャラリーをのぞく時間は、心がふっと満たされるような場所でした。
レストランでご一緒した、着物姿でランチを楽しんでいらした、地元のマダムに教えていただいたパン屋さんへ。
元銀行をリノベーションしたお店だそうで、立ち寄ってみることに。
旅先でのこうした出会いも、また楽しいものですね。
多治見のマスコット「うながっぱ」にも出会えました。
美味しいものと、美しいものと、温かい出会いに恵まれた一日でした。