49歳の誕生日。夫とランチを楽しみながら、静かにこの一年を振り返る時間を持った。
「誕生日が来るのがイヤ」という声を聞くけれど
40代、50代になると、「また年を取ってしまう」「誕生日が来るのがイヤだ」という声をよく聞く。年齢を重ねることに前向きな気持ちを持てず、「またひとつ年を取ってしまった」と思う人も多い。
私は、乳がんを2回経験したことで、誕生日を迎えられることが「どれほどありがたいことか」を知った。「今年も無事に過ごせた」という事実そのものが、どれだけ尊いものかを実感している。
川越市にある「ハツネヤガーデン」へ
ハツネヤガーデンの受付から望む中庭
2025年、49歳になる。そのお祝いに夫婦でランチへ行った。
埼玉県川越市にある「ハツネヤガーデン」。かつては「料亭 初音屋」。祖父はこの料亭を利用していたと聞く。今は、そのときの雰囲気を残しつつ、レストランとカフェになっている。150年以上の歴史を持つこのレストランは、伝統とモダンが融合した特別な空間だった。美しく盛り付けられた料理をひと口味わうたびに、五感が研ぎ澄まされるような感覚になる。心から「美味しい」と感じ、贅沢なひとときだった。
和モダンの素敵な雰囲気
美味しいものを、大切な人と食べる幸せ
誕生日は「今、生きていること」を祝う時間だ。
歴史を感じる建物、洗練された料理、穏やかな時間。そして、目の前にいる大切な人と交わす何気ない会話。
がんを経験してから、「美味しいものを食べられることのありがたさ」を深く感じるようにもなった。副作用で味覚が変わったりもする。穏やかに食事を楽しむ…なんて精神的にできなかった時期もある。
今こうして、穏やかな時間を持ち、美味しい料理を味わいながら「美味しいね」と言い合えることが、どれだけ幸せなことか。当たり前に思えることほど、本当はかけがえのない瞬間なのだと思う。
うれしいメッセージ♪
メッセージプレートのデザート
今年1年は、チャレンジの年だった。これからの1年は、その挑戦を地道に継続していきたい。
50代を目前にして思うこと
年齢を重ねることを喜べる人でいたいな。「もう〇歳だから…」と、単なる数字で区切るのではなく、自分の体力や気力、やりたいこと、そのバランスを自分で感じ取りたいと思う。時には無理をせず、自分のペースで、心地よい時間を作れたらな。
そしてまた来年も、美味しい料理とともに、大切な人と笑い合えますように。