ランチ、映画、舞台挨拶、そしてスタバでの感想会まで。大学勤務時代の恩師との一日。“心のラグジュアリー”を育む時間になった。
養生めし 菜の香 オリジナル茶
川越市「養生めし 菜の香」
大学勤務時代の恩師と映画鑑賞の日。まずは川越市連雀町にある「養生めし 菜の香」でランチ。
体質診断のシートに記入して、自分に合ったオリジナルブレンドのお茶、おかずを選ぶ、という面白いスタイル。体が「あ、これ好き」と言っているような滋味深い定食。こういう“整うごはん”って、アラフィーには沁みる。
先生に撮影してもらい、嬉しそうな私
食後は、川越スカラ座。
古いけれど、愛されている映画館。観光客で騒がしくなった川越に残る、静かな場所。“スカラ座スイッチ”とでも言えばいいのか、ここは時間の流れが少しだけ違う。
観たのは『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記』。ジャーナリストの川上泰徳氏が2023年10月7日以降のパレスチナ・イスラエルを取材したドキュメンタリー。
ニュースの“遠さ”ではなく、そこに暮らす人々の体温があった。悲しみ、怒り。生身の声として胸に落ちてくる。こちらが勝手に「遠い世界」と呼んでいた場所で、今日も生きている人がいる。
『壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記』質問に答える川上監督
上映後の川上監督の舞台挨拶。(この様子は写真撮影OKで、ぜひSNSなどで広めてください、とのアナウンスがあり、許可を得ております)
取材の裏側や思いをまっすぐに語る姿に、会場の空気も引き締まる。
パンフレットにサインを!
川越スカラ座
深刻なテーマを扱う映画だったが、気持ちが重くなるかというと、そうではなかった。“知る”ことにもきっと意味がある。
そのあとはスタバで恩師と感想会。映画の感想以外にも様々な話をした。
20年以上前、就職活動で感じた「自分らしさより先に“女性らしさ”を求められたことへの違和感」、仕事のこと、家族のこと、そして映画の感想からの“対話のむずかしさ”まで、話題はあちこちへと転がった。
しなやかだけど、芯のある恩師は、話題があちこち飛んでも、温かい言葉で包んでくれる。
恩師のように、深さと余白を兼ね備えた人と語る時間は、心を満たしてくれる。“考えること”も、“誰かに心を使うこと”も、アラフィー世代には必要な栄養。
大人になるって、こういう時間をちゃんと自分に与えることなのかもしれない。
次はどんな映画を観ようかな。恩師とまた来ようと、思った。