大阪中之島美術館で開催中の岡本太郎展で、太郎ワールドを満喫してきました!
エクラ9月号でも特集されていた岡本太郎展。
関西で岡本太郎といえば、太陽の塔!
数年前、塔の内部を見学して以来すっかり岡本太郎ファンになった私。
今回の岡本太郎展も開催前から楽しみにしていました。
チームJマダムメンバーのマサコです
ご両親とともにパリで暮らした青年期から、表舞台には出なくとも筆を持ち続けた晩年まで、岡本太郎の人生をたどる展覧会です
若き日の岡本太郎は絵を描きつつも、まだ創作に迷っていたそう。
両親が帰国をした後も一人パリに残った太郎さんは、西洋の芸術作品に多くを学びます。その中でもピカソには大きな刺激を受けたのだとか。
確かに太郎さんの作品を見ると、ピカソの影響を受けたのが、わかる気がしますね。
パリ時代の作品「露店」
今回の展覧会では、若き日の岡本太郎が描いたのではないかと近年発見された3点の作品が初公開。
岡本太郎の研究者が調査し、ほぼ間違いないと結論付けた3つの絵は、私達が知る岡本太郎ワールドの始まりだったのかもしれません。そう思うとドキドキした気持ちになりました。
ほとんど自画像を描かなかったという太郎さんですが、珍しい自画像の作品が展示されています。
太平洋戦争に従軍、シベリア抑留も経験された太郎さんが1947年に描いた作品。
戦争が終わり、いよいよ本格的な芸術活動が始まる頃。
少し不安げな表情にも見える自画像は、当時どんな思いだったのでしょうか
芸術の鑑賞に正解も美しいもないと語る太郎さん。
確かに、太郎さんの作品は風景などの綺麗な描写ではなく、太郎さんの内から湧き上がるもの。
それをどんな風に受け取るかは、鑑賞する受け手側次第。
何十年も前に描かれた太郎作品は【さっき描いたばかりでは?】と錯覚するような筆遣い。まるで3D映画のように迫り来る勢いです。
それはきっと時代を超えた太郎さんからのメッセージ。
展覧会では、太郎さんと強烈なコミュニケーションを楽しむような時間です
太郎さんは、ご自身が制作された作品を決して販売することは無かったそうです。
それは個人の所有物になってしまうと、多くの人に見てもらえなくなるから。
太郎さんが、駅の壁画や太陽の塔などパブリックアートに力を入れられたのも納得です。
【芸術は爆発だ!】というインパクトのあるCMで、子供の頃は「変わったおじさん」という印象でしたが、本人がCMでその名を広く知らしめることも含め「芸術が、どんな人にも身近にあること」を太郎さんは望まれていたのでしょうね。
展覧会では今となっては超貴重では?と思える、太郎さんデザインのお酒のノベルティグッズや、CM制作秘話も公開されています。
展覧会の音声ガイドは阿部サダヲさんが担当。
時折、太郎さんの口調を真似るのですが、似ているようで微妙に似ていないのが笑えました。
音声ガイドを利用するとヘッドホンと同時にガイド表をもらいます。
その中に【太郎さんからのメッセージ】という番号があります。
(これは、受け取ったガイド表によって違う番号が書かれているようです)
太郎さんから私へのメッセージは「血を流しながらニッコリ笑おう」でした。
どんな逆境にも笑って立ち向かう、太郎さんからの私へのエールのようで嬉しかったです。
他は、どんなメッセージがあるのかなぁ…それも気になりますね。
芸術は爆発だ!という印象的な声が聞えてきそうです
職業は?と問われて「人間」と答えた太郎さん。
内から湧き起こるイメージや感情を描き続けることは、太郎さんにとって与えられた命を全うすることだったのかもしれません。
芸術に心癒やされるというよりは、刺激満載の岡本太郎展。
その刺激は、しっかり身体に熱を残す真夏の日差しのようでした。
晩年は若き日の作品の上から描き直すことも多かったのだとか
いつまでも自分自身を生きることを諦めなかった作品に感じます
Instagramでは、ブログでご紹介できなかった写真をアップしています。
こちらも良かったら覗いてくださいね。
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