つかこうへいさんの作品「蒲田行進曲」の続き的な作品「銀ちゃんが逝く」を観に行ってきました。
つかこうへいさんの代表作「蒲田行進曲」の続編的な作品、「銀ちゃんが逝く」。今まで何回も上演されていますが今回は、演出が錦織一清さん、主演は春田純一さんです。銀ちゃんが逝くの初演は30年前、新国立劇場でつかこうへいさんの演出でやったものなのですが、春田さん、初演にも出演されていたレジェンドなんです!
場所は浅草花劇場。遊園地の「花やしき」のところにある劇場です。
この劇場面白くて(というと、ちょっと失礼かも?ですが)入り口を入ると一回、遊園地内を通るというか。涼しいと思ったら暑い!で、また涼しくなる、って感じでした。
今回のカンパニー、平均年齢が60歳だとか。芸達者なレジェンドばかりですごく熱いお芝居でした。
好みは割れる作品かもしれませんが笑いの多い作品でした。私もどちらかというと、つか作品は得意な方ではないのですが、笑って見られました。もちろん、笑うだけではなく、女のしたたかさ、本音、強さを見せつけられたというか、男の単純さとか弱さを見せられたというか、色々と考えさせられるところも多い作品でした。
それに蒲田行進曲と言えば!の階段落ち。狭い舞台の急な階段を落ちる銀ちゃんが凄かったです。階段と舞台の端は大人が一人横たわるくらいのスペースしか無いのに、そのスペースにピタリと止まって動かない春田さん、すごかったです!殺陣も凄く迫力あって。年齢を感じさせない演技に釘付けになりました。
こちら2006年上演の蒲田行進曲のパンフレット
ずいぶん前に蒲田行進曲を見ているのですが、銀ちゃんが逝くはその7年後の話なので、正直、あのヤスが?小夏が?という印象もありました。当時、まだ30代だったので見方が違ったというか浅かったのかもしれませんが。ちなみに配役は銀ちゃんが錦織一清さん、ヤスが風間俊介さん、小夏が黒谷友香さんでした。風間俊介さんが情けないヤスを本当に情けなく演じていたのが印象に残っています。
蒲田行進曲はつかこうへいさんの演出でしたが、今回の銀ちゃんが逝くの銀ちゃん、小夏、ヤス・・・が本来の姿なのかな?それとも女は変われるけれど、男はそうでもない?ってことなのか?つか作品、奥が深いです。
せっかく浅草まで行ったのだから・・・浅草寺に。海外からの観光客が多かったです。お参りしたり、おみくじ引いたり、プチ観光してきました。仲見世などは閉まっていますが、夜の浅草寺、ライトアップされていて綺麗でした!
「銀ちゃんが逝く」当日券もあるようですので、浅草観光の後に見てはいかがでしょう?