ねね子映画部屋⑤ 好きか嫌いか、どう感じるか。解釈も、人それぞれ。だから映画はおもしろい。
「Baribie/バービー」
2023年 8月11日公開
役者としても大好きな、グレタ・ガーウィグ監督作品。
そしてグレタ・ガーウィグと、パートナーであるノア・バームバックの共同脚本。
ノア・バームバックの名前、知らない方は検索してみてください。
おもしろい映画、印象深い映画の監督・脚本・プロデューサーなどに名を連ねてます。
バービーランドで暮らすお人形のバービー。ある日自分の体に異変が起き、原因を探るために、ボーイフレンドのケンと共に人間の世界へと向かい、秘密を知るのだが……
という、ピンク色のファンタジーな映画、と思いきや、そこに留まらず。深く響くものあり。人間としてどう生きるか。そう感じた映画。
私が好きなユーモアと知性と、人の可愛らしさが詰まってます。
フェミニズム映画と言われているけれど、私はそんな感覚にはならなかった。根底にはたしかにそれがあるとは思う。
でも、「これがテーマです!」なんて監督も制作側も押しつけることはなく、観た人それぞれの感じかた。それに尽きると思います。
何の映画でも、テーマを押しつけられたら頭に固定観念を植え付けて観なければいけなくなってしまう。
映画は娯楽。作品によっては娯楽を超えて問題提起などあるけれど、解釈も人それぞれ。様々な解釈と意見があって、それを分かち合えるからおもしろい。
公開前の、「オッペンハイマー」とのコラボ画像による炎上騒ぎは残念だったけれど、謝罪を受け入れ公開されたこの映画、観ておくべきだと思った私なのでした。
世の中や自身の変化を受け入れられない人には、合わないかもしれないなぁ……なんて思いましたが、好きでも嫌いでも、たくさんの感想・意見を聞きたいから、たくさんの人に観てほしい映画です。
ラストシーンはなぜだか涙が溢れました。頑張れバービー!!
✳ファッションもとっても素敵!カワイイし楽しい!!
マーゴット・ロビーもライアン・ゴズリングもハマり役、今回もイカシてます♪