そこだけ時間がゆっくり流れているような、賢治の感性が溢れた優しい世界。
仕事と、母の介護の合間に時間を作って、たまに秋田新幹線こまちに乗って、ふらりと出かけることがあります。
車で出かけるのも好きですが、新幹線も大好きなので、以前は時間が許せば仙台まで、そうでなければ盛岡まで。現在は時間がなかなか取れないので、盛岡までが精一杯。
座席の背もたれにある、トランヴェール。必ずもらって帰ります。
今回は栃木県の「鹿沼土」についての記事でした。
うちの最寄りの駅から、こまちでほんの1時間、あっという間ではありますが、トランヴェールを読んだり見慣れた景色を眺めたり、この時間がとっても好き。
スモーキークォーツが揺れるイヤーカフ
お気に入りの大粒グレーオニキスはハンドメイド
最近、スモーキークォーツにハマっていて、両耳で購入したイヤーカフをつけて、いそいそと出かけました。
今回もまたCreemaのショップ、ドルリーさんから購入。大粒のスモーキークォーツと、チェーンがゆらゆら揺れて、お気に入り♪
グレーオニキスのペンダントは、ハンドメイド。こういうのが欲しいけど見つからない!ってときは、自分で作って解決。
イヤーカフは両耳。グレーオニキスのリングもハンドメイド
悠々と流れる北上川
威風堂々、岩手山
この日の目的は、盛岡市材木町にある、光原社本店。元は宮沢賢治の童話集「注文の多い料理店」を発刊した出版社で、光原社という社名は賢治が名付けたそうです。訪れたのは今回で3度目。
盛岡駅から歩いて7〜8分ほど。
途中、雄大な北上川の流れと、堂々たる風格の岩手山が、開運橋、旭橋、夕顔瀬橋の上から見られます。写真は旭橋から。
天気がよく、くっきりと見えましたよ!
橋を渡って材木町のメインストリート、「いーはとーぶアベニュー」に入ると、入口付近に宮沢賢治の彫刻、石座があります。
他にも「セロ弾きのゴーシュ」のチェロなど、全部で6つのモニュメントがあるのです。
石に座って休む賢治
光原社 本店
本店向かいのモーリオ
石座からすぐのところにある光原社。
本店では、漆器・陶磁器・ガラス製品などの民芸品や工芸品、家具、洋服、布類などを販売。
お向かいのモーリオでは、名物くるみクッキーや雑貨、そしてアケビや山葡萄のツルで編まれた、かごバッグがあります。
かごバッグはなかなかのお値段なので、いつも見てるだけ(いつか買おうと思ってます!)ですが、その手仕事の素晴らしさは、見てるだけでも楽しいのです。
※店内は撮影禁止なので、文章からご想像くださいね。
光原社本店横の通路を通って奥へ。
通路の反対側から。
マヂエル館入り口。
可愛らしいオブジェが並んでいます。
ここにもこっそりと小さな童話の世界が。
光原社の敷地には、宮沢賢治の資料館「マヂエル館」や、雑貨店「カムパネラ」、とても可愛らしい喫茶店「可否館」があり、奥には中庭があって、まるで童話の中の、ちょっと不思議な異次元の小さな町のよう。
マヂエル館には、「注文の多い料理店」の初版本、賢治直筆原稿、写真、書籍などなど、貴重な資料が展示されています。
今年は宮沢賢治没後90年、関連映画も公開されてますし、いつもにも増して感慨深く見学してきました。
可否館の裏口は、ちょっと小さめなドア。絵本に出てくるような可愛らしさです。
店内は撮影禁止。ステンドグラスやゆったりとした椅子など、クラシカルな雰囲気です。
光原社本店やモーリオなども、この看板。やはりクラシカルで、心惹かれる雰囲気の看板。
おいしいコーヒーと、名物のくるみクッキーや、ワインゼリーを楽しめる「可否館」ですが、何を見ても、ふりがながついていないので、ずっと読みかたが謎でした。可否をコーヒーと読ませているのかな?と思ったり、そのまま、かひかんなのか、かひぃかんなのか?とか。
日本初の喫茶店がたしか可否茶館(かひさかん)というらしく、その他全国にある可否茶館という名の喫茶店は、かひぃさかん・かひぃちゃかん、などそれぞれ読みかたが違っていたり。
お店の人に聞けばよかったなと、今さら思っていますが、どうやら「こーひーかん」というらしいです。
でも、クセで私はつい「かひかん」と言ってしまいます。
世界の民芸品や衣類、アクセサリーなどを取り扱う、カムパネラ。
宮沢賢治についての記
えげれす館
本店2階の外壁にあった太陽のオブジェが素敵
イーハトーブ童話「注文の多い料理店」出版の地の碑
宮沢賢治、歌碑
中庭の塀に書かれた賢治の短歌の書
中庭付近で、光の加減がいい場所で自撮りしようかなぁ……とウロウロしていたら、「あの、写真撮ってもらえます?」と、埼玉県からいらした上品な60代のお姉様・Yさんから声をかけられました。
快諾して、どちらもひとり旅なので撮り合いっこしましょうと、お互いのスマホでパシャリ。
そこからなんとなくお話しが続き、せっかくだからと2人で可否館へ。
40分ほどおしゃべりして、ラインとインスタを繋いで、思いがけず楽しいひとときを過ごしてきました。
可否館のコーヒーとくるみクッキー、「私のほうがお姉さんだから、ごちそうするわ!」と、Yさんがごちそうしてくれました。ありがとうYさん♡
そして撮ってもらった写真がこちら↓↓
朝8時頃に家を出たときは、風が冷たかったのでボアジャケットを着込んで出かけましたが、どんどん気温が上がり、薄手のコートにすればよかったなと思った写真の中の私、実は汗かきまくってます💦
可否館でお別れしたYさんはその後、新幹線で田沢湖へ向かい、乳頭温泉へ行ってきたそうです。アクティブでお元気!私もそうありたい、と思いました。
可否館のメニューにもある、くるみクッキー。とってもおいしいのです。
くるみがギッシリ、ホロッとやわらかくて、食感も甘さも優しいクッキー。ここへ来たら必ず買います。
光原社モーリオにて、5個入りと10個入りが販売されていて、大人気なので、おひとり様3箱まで。
なので自分用と、お友だちと、パートナーくんにもおみやげとして3箱購入。
1日1個ずつ、大事に味わってます。年明け早々、また買いに行ってこようかな♪