記憶を風化させないように、再訪。曲がった駅名板や泥がついた学校の備品……今も涙が溢れます。
東日本大震災津波伝承館 いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル
3年前の11月に来て以来、2度目。
陸前高田市にある
高田松原津波復興祈念公園内にあります。
道の駅 高田松原も併設され、休日の施設周辺はたくさんの観光客で賑わいます。
先日、用事を終えて少し遠回りをし、時間の合間を縫って寄ってきました。
入って左側のTSUNAMIメモリアルのドアをくぐると、津波によってひしゃげてしまった大槌駅の駅名板があり、釜石市や陸前高田市の小中学校から見つかった、泥だらけのボールやピアニカ、顕微鏡が。
それらを見た瞬間、涙が溢れてくるのは今も同じでした。
あの日のニュースが思い出され、鼻の奥がツンとなる。
津波に押し潰された消防車。
署員が乗ったまま流され、潰れ、挾まれて止まっていたところで救助されたそうです。
屈強な男性でさえ、どんなに恐ろしかったことか、想像するに堪えません。
津波によって流された、気仙大橋の一部。
自然の脅威に破壊された遺物を目のあたりにすると、どれだけの恐怖、悲しみ、無念があっただろうかと、胸がギュッと締めつけられるようです。
様々な大災害が起こり、それらは年月と共に忘れがちになってしまいますが、被災した方々は一生忘れることはできない。
私たちも風化させることなく、いつまでも記憶に留めておかなければいけない、と思います。
伝承館の奥には、追悼の広場・献花の場があり、さらにその先には海を望む場があります。
今回は時間のない中で寄ったので、そちらまでは行けませんでしたが、手前の水盤・水景施設は見てきました。
3月になると水を張って、鏡のようになった水に青い空が映り、とても美しい景色となるのです。
3年前は11月に訪れたので、寂しい雰囲気でしたが、それもまた風情と、しばらく見入ったのを思い出します。
新しい道路の無料区間が延び、堤防も長くなってました。
撮影スポットで海の写真を撮りたかったのですが、車がいっぱい、観光の方たちで混み合っていて、時間もなかったので今回は諦めることに。
次回は計画をちゃんと立て、ゆっくり行きたい。
途中、お手洗い休憩で飲み物を買って、ふと空を見ると、綺麗な虹が架かってました。
ちょっと嬉しくなった帰り道でした。
パートナーがいつの間にか撮ってくれた写真。虹を見て、満面の笑みです✨