ここはどこ?と思いたくなるユニークな石像が並び、世界的に有名なあの建築家が造った頭大仏はもはやアート。日本にいながら異国情緒を感じられる札幌の霊園にお邪魔してきました。
ここは本当に北海道?と思わせるスケール感のモアイ像が出迎えてくれます。
やってきました、イースター島!モアイとご対面。
と言いたいところですが、実はこれ、北海道なんです。そしてなんと、ここは霊園。約180万平方メートルもの巨大な敷地内には驚くような建造物がずらり・・・・。
ここ、北海道札幌市にある真駒内滝野霊園は、敷地内に4万基以上の墓石が立ち、北海道でも最大級を誇る公園霊園として知られています。
「公園」と言われているだけあり、お墓だけがあるわけではなく、その広大な敷地内には、驚きの建造物が立ち並び、広い空と大地を感じられる解放的な場所でもあります。
真駒内の滝野霊園に入るや否や出迎えてくれるモアイ像
手に乗せて遊びたくなる
こんなに大きい!サイズ感伝わりますか?
霊園なのにモアイ?と「?」が止まりませんが、モアイの「モ」には「未来」「アイ」には「生きる」という意味があるそうで、霊園にお参りにきた皆様を出迎えてくれる33モアイ地蔵なんだそう。
え!お地蔵さんだったのですね・・・・としょっぱなからサプライズ。
お地蔵ならぬモアイの近くに行ってみましたが、サイズ感、わかりますか?ものすごく大きいです。高さは高さ6.5m〜9.5m、重さは60t〜120t。これが33体、正面玄関に立ち並びます。
美しく計算された大仏様とコンクリート建造物
さて、2016年に公開された有名な「頭大仏」もこの公園内にあります。
ランドスケープ整備全てがラベンダーの丘に抱かれるような形状の設計で、精神性のあるエリアを意識して設計されました。外から見ると地中に埋まった大仏様の頭だけが覗くような作りになっています。このエリアの設計を担当したのは世界的建築家、安藤忠雄氏。
大仏様は鎌倉にある大仏様と同じサイズ感、高さ13.5m総重量1,500tもあるのだそう。
かの有名な建築家、安藤忠雄氏の設計の頭大仏
頭大仏様へアプローチするにはこの水庭を通り抜けます
コンクリートのトンネルが、厳かな雰囲気を醸し出す
参道があり、水庭があり、長いトンネルがあり、辿り着いた先には大きな大仏様が優しく見下ろしています。神々しい!美しく切り取られた空とコンクリートの異空間の中にも、厳かさが潜在している、そんな空間です。
大仏様と水庭の間にあるコンクリートトンネル。空虚、無、なのに厳かな雰囲気が漂います。
この広大な霊園には、他にもイギリスにあるはずのストーンヘンジが。どうやらストーンヘンジはとても神聖な場所という理由から、ここのエリアには永代供養墓が併設されているそうです。他にも四天王の像や、南無阿弥陀仏のお地蔵様といった様々な石像を見かけました。何しろとにかく広い!行く季節にもよりますが、もう少し夏が深まると頭大仏の周りには一面、ラベンダーが咲き誇ります。また、夏のいいお天気にはこの日のように、美しい青空とのコントラストと整備された芝の緑を楽しめます。広大なゆえ、吹きさらす風も強く、この日は髪の毛がバッサバサになるほどの強風でした。多くの外国人のツアー客を見かけましたが、意外と海外の方達の観光スポットとして国内よりも有名なようですね。