最近は「話題のお店」よりも、
静かに長く愛されてきた場所に惹かれます。
麻布十番鉄板焼「三と十」は、
そんな大人の感覚にそっと寄り添ってくれる一軒です。
そしてこちらのお店はある方が愛したお店であり
あるワインが飲める貴重なお店。
料理と時間、そして記憶を
大切に味わいたい夜に訪れたい一軒を
ご紹介します。
にぎやかな街にありながら、
扉を開けると、時間の流れが少し変わる
鉄板焼「三と十」は、
ただ食事をする場所ではなく、
多くの人の記憶を静かに受け止めてきたお店です
実はここは、
**志村けん**さんが
生前、何度も足を運ばれていたことでも知られています
三と十は2階のため
1階入り口から写真のような
レッドカーペットを歩いて
階段を上ります
これだけでなんだか銀幕の
スターのような気分になりました
今回はカウンターを2席
ほっとする和のお通しの後に来たのが
フルーツトマトのサラダ 人参の玉葱のドレッシング
フルーツトマトとドレッシングが
非常にまろやかで甘く、最初からデザートを
頂いているようなサラダでした
2品目はほうれん草のソテー 半熟卵ベーコンのせ
このお料理で驚いたのはほうれん草青々しさと
半熟卵のとろけるような食感
ほうれん草はまるでソテーしていないかの
ようなフレッシュさ
半熟卵は口の中で優しく広がりました
3品目はオニオングラタンスープ
チーズ好きの私はオニオングラタンスープ
にはうるさいのですが
言葉が出ないくらい濃厚でチーズが
たっぷりで美味しかった
全ての素材の旨味がぎゅっと凝縮され
幸せな気持ちになった一皿でした
4品目本日の魚介
焼き白子と牡蠣
実は白子があまり得意では
なかったのですが
一口食べて衝撃の美味しさ
とろけてあっという間に口の中で
なくなりました
牡蠣もポン酢を絞って白子の
後にいただくとまた格別
組み合わせの妙を感じます
ここで、このお店のもう一つの魅力を
ご紹介します
それは都内でも数店舗しか扱いがない
「KENZO ESTATE ケンゾーエステイト」
をほぼ原価でいただけるということ
特別なワインを、
気負わず、料理とともに楽しめる
ワイン好きの方や、
業界関係者が自然と集まる理由が、
ここにある気がします
私がこちらにお伺いした理由の一つが
KENZOワインを頂けるということで
選ぶのにワクワクしました
迷った末に選んだのは
asuka 明日香 2021
本当はrindo 紫鈴
がいつも頂く定番なのですが
今回は店長さんのおススメもあり
フレッシュなasukaをチョイス
初めて頂いたKENZOワイン銘柄でしたが
大正解!!
rindoよりも軽く、香りと口当たりもよく
お料理の邪魔をしない淑女のようなワインでした
メインのお肉は3種類から選べます
私は黒毛和牛A5フィレ
お相手は国産牛フィレ
をチョイス
半分ずつ分けて頂こうと
いうことになりました
お肉の写真はごめんなさい
写真を撮るのを忘れて食べて
しまいました
それくらい美味しかったのです
ステーキってこんなだっけ?と衝撃を
受けるほどの柔らかさ
口の中ですっとほどけてなくなっていく
早さが美味しさを象徴していると思います
鉄板焼きの象徴とも言えるステーキに
感銘を受けました
締めはガーリックライスまたはとろとろ卵のオムライス
から選べます
私たちは迷わずオムライスに
デミグラスソースが濃厚、そして卵はとろとろ
お肉もしっかり入っていてこれだけでディナー
になるのではないかというしっかりした一皿
結構お腹いっぱいになっていたのに残さずに
頂いてしまいました
最後にお好みの自家製デザートと水出しコーヒー
デザートは3種類から選べたので
私はフォンダンショコラ
お相手はコーヒーゼリーをチョイス
フォンダンショコラは温かく濃厚
そしてそれに対して水出しコーヒーは
ひんやりそして苦みを感じるお味
水出しコーヒーを初めて頂きましたが
デザートにぴったりでお店のこだわりを
感じました
こちらの席が、志村けんさんが
いつも座られていた場所
ある人が何度も通い、
また別の人が大切な夜を過ごしてきた店。
鉄板焼「三と十」には、
そうした“積み重なった時間”が感じられました
この日も私たち以外に、少人数の接待、
お一人様の常連さんや外国人、
そしてカップル、それぞれが大切な
時間を過ごされていました
料理と時間、そして記憶を
大切に味わいたい夜に訪れたい一軒
そう思います
今回もブログを最後までお読み頂きありがとうございました
今年も素敵なお店、素敵な場所、素敵なもの
いろいろご紹介していきたいと思います
ご紹介したお店に一人でも多くの方が
興味を持ってくださることを願っています
里桜🌸