形あるものはすべて壊れる。…と、かっこよく言いたいところですが、実際はお気に入りの器をパッカリ割った日には「目の前が暗くなるサン・トワ・マミー」状態に陥ってしまいます。
そんな私に「金継ぎ」を教えてくれたのは、行きつけの和食店「台処かみ谷」さんの若き大将。
お料理はもちろん、器のチョイスと盛り付けのセンスが素晴らしくて、目にも美味しいんです。
全国の作家さんの素敵な器を扱うdandeliOnさんも大将に教えていただきました。
本格的な金継ぎは、欠けをご飯粒で継いだり、工程ごとに1週間ほど乾かしたり、と技術と時間が必要なもの。
が、この「なんちゃって金継ぎ」は、瞬間接着剤で貼り合わせた上から、漆と金粉を混ぜたものを継ぎ目に乗せていくだけで簡単!私は爪楊枝を使いました。
↑よくもこんなに粉々に…作家さん、ごめんなさい。新たな形で大切にします。
↑沖縄土産の「やちむん」にも。
↑小皿の取手にも金のアクセント。
↑しずく型の小鉢だったのが、先が欠けました。それにしてもたくさん割ったもんだ…。
↑こちらが金継ぎキットです。
「『割れた茶碗は戻らない』ということわざがあるけど、戻るよ。つぎはぎでも、それごと楽しんじゃえばいいよ」という先人たちの知恵。これって人生にも通じるのでは…?!
すっかり金継ぎの味を占めた私。壊れるのが前ほど怖くなくなりました。
「パンが無いならお菓子を食べたらいいのに♪壊れたのなら金継ぎしたらいいのに♪」とマリー・アントワネット並みの能天気にて、なんなら「なにか壊れないかな〜」と軽く期待すらしているこの頃です・笑