少しずつ空気が澄んで秋の深まりを感じるようになったこの頃。東京都庭園美術館へ「ヴァン クリーフ&アーペル展」を観にに行ってきました。
この美術館を訪れるのは久しぶり。アール・デコ建築と豊かな緑、そしてゆったりとした時間が流れる場所。今回は併設のレストラン「TEIEN Restaurant comodo 」でランチも楽しんできました。
併設レストランでいただく緑に囲まれたランチ
展示の前に、まずは腹ごしらえを。レストラン「TEIEN Restaurant comodo 」は、まるでガラスの温室のような透明感あふれる空間。天井の木の温もりと壁一面のガラス窓越しに見える木々の緑が印象的で美術館の庭園と一体化しているかのよう。
この美しい空間でイタリアンとフレンチが融合した料理をいただきます。
緑に囲まれたレストランは美術鑑賞前後のランチにもぴったり。
展覧会初日のこの日は満席。週末ランチは予約必須です。
緑に囲まれた、明るくモダンな空間で静かな時間が流れるレストラン。
今回いただいたのは「TEIEN Lunch course」
前菜は4種盛りのプレート。彩りも美しくて、目にも嬉しい一皿。かぼちゃのスープや豚肉のメインなど季節感と繊細さのあるコースは、どれも優しい味わいでした。展示の前にすでに満ち足りた気分に。
目にも美しい前菜の盛り合わせ。季節の魚のカルパッチョやきのこのマリネ、パテ・ド・カンパーニュなど、素材の個性を活かした繊細な味わいが一皿に。食前のスパークリングとともに、静かな庭園を眺めながらスタートする美術館ランチ。
滑らかなかぼちゃのスープに、赤ビーツのニョッキとクリームが秋の彩りを添えて。美術館併設とは思えない本格フレンチが楽しめる、大人のご褒美ランチ。
米澤ポーク肩ロースのパン粉焼きに、舞茸と柑橘香るフォンドヴォーソースを添えて。秋の美術館ランチにふさわしい、しっとりやさしい主菜のひと皿。
モンブラン仕立ての秋スイーツ。さつまいもチップスをあしらったデザートプレートは、紅茶との相性も抜群。ランチの締めくくりにふさわしい甘さです。
ヴァンクリーフ&アーペル展で出会う永遠のエレガンス
今回の展覧会は、ジュエリーそのものの美しさはもちろん展示の空間づくりも含めて芸術的でした。
精緻な技巧、時代を超えてもなお色褪せないデザイン。
どのジュエリーにもストーリーが宿っているようで、眺めているだけで心が豊かになる時間。
館内は撮影不可ですが外の庭園もゆっくり散策して、作品と建築の余韻を楽しめました。
かつての朝香宮邸をそのままに活かしたアール・デコ様式の建築。柔らかなクリーム色の外壁と手入れの行き届いた緑が美しい初秋の青空に映える。
「永遠なる瞬間」──ヴァン クリーフ&アーペルの時を紡ぐ美の軌跡。
美術館コーデに選んだのはユニクロのパンツ
この日の装いは、ネイビーでまとめたセットアップ風コーデ。
落ち着いた色味の中に静かなメリハリを意識しました。
ボトムスはユニクロのスマートフレアパンツ(ネイビー)
程よいハリ感とセンタープレスが骨格ストレートの私にとって頼もしい1本。
ヒップや太ももを拾いにくく、美術館のようなきちんと感が求められる場所でも安心して履けます。
美術館での装いは、こちらのパンツのようにきちんと感がありながら楽に動けるものがベスト。庭園美術館のような格式ある空間にもぴったりです。
トップスはフェラガモのペプラムプルオーバー。
広がりすぎない裾のプリーツが自然に腰位置を高く見せてくれて、
骨スト体型でもすっきりとバランス良く着られるのが魅力です。
ネイビーにキャメルを添える配色は昔からのお気に入り。
秋らしい深みと柔らかさをほんのり加えてくれます。
Outfit: navy pleated top : Salvatore Ferragamo, pants : UNIQLO, bag : Christian Dior, shoes : DIANA.
シルエットがすっきり見えるのも、スマートフレアパンツの魅力。
座ってもシワになりにくく、すらりとした印象をキープしてくれる一本です。
建築、美術、食、自然。すべてが静かに調和する東京都庭園美術館。
なかでも私が心惹かれるのは、アール・デコ建築がもつ世界観。
シンメトリーに構成された空間や緻密に計算された意匠の数々。
雑然とした都会の日常に身を置いているからこそ、こうした整然とした静けさの中に包まれる時間は、自分自身を整えるようにも感じられます。
これから秋の展示が増えてくる季節。 装いも心も、少しずつ感性を磨いていけたらと思います。
※ 今回の展覧会は、事前予約制・時間指定の入場となっています。
来館前に庭園美術館公式サイトからご予約のうえ来館されるのがおすすめです。