柑橘系の中でも特に柚子の香りが好き。今年のお酒は庭で採れた実で作りました。
年明け、気忙しさが少し落ち着いた頃に柚子酒を仕込みます。
京都の実家の庭に、植えて50年近い2本の木。
寒冷な気候が芳しい実を育てます。
豊作の年と凶作の年は交互に来ると言われています。
当たり年には鈴なりの黄色い実で、大木が華やかに。
お店で売っている柚子とは、品種か何かが違うのか、
うちのはゴルフボールより一回り大きいくらいの小ぶりなサイズ。
でも香りはとても濃厚で、
お裾分けすると、よく褒めて頂いたものです。
毎年、冬至に向けて、採った実を送ってくれた父。
3年前に亡くなったその後、不思議と不作が続いています。
家が好きで、庭仕事にも熱心だった父の不在。
長年手入れされてきた木も悲しんでいるような気がします。
今年は我が家の小さな木にも13個が実りました。
香りは弱めだけど、なかなか立派な大きさの子も。
これを使って仕込んでみよう。
娘にも手伝ってもらいました。
瓶を熱湯で消毒します。
水洗いした柚子を8ミリ幅でスライスして入れ、
米焼酎と氷砂糖を加えて、冷暗所に置きます。
途中、氷砂糖が溶けるように、瓶を時々ゆすります。
半年ほど経ったら、実を引き上げて、お酒は濾して保存瓶に。
3年を目安に飲み切ると聞きましたが、
だんだん澱も出てくるので、1、2年の早いうちに。
配合は去年と同じ、柚子10個、氷砂糖350g、米焼酎900ml。
以前は倍量で作っていたのですが、
今は1年で飲み切れるくらいの量がちょうどいいと思っています。
日本酒やホワイトリカーも試しましたが、
いいところを引き出してくれるのは、やっぱり米焼酎。
あと、麦焼酎だと、香りが強くて負けてしまいます。
高価な果物ではありますが、そろそろ旬も終わりに近づいています。
体を温める、香りに癒されるなどの効果も期待できますし、
少量でも一度、作って頂きたい仕込みものです。