タイタニック号に積まれた公式シャンパーニュを海底に沈め、復活させる「海底ワイン」のレポートです♪
長い間、沈没船と共に海底で眠っていたワイン、『海底ワイン』というのがあるのをご存知ですか?
映画でも有名な豪華客船・タイタニック号は、1912年に沈没し、1998年に引き上げられましたが、その時、船内に残されていたシャンパーニュは、86年経ってもまだ泡が十分に立って、美味しく飲めたという逸話があるようです。
そんな奇跡のワインを復活させようと、海外ではもちろん、日本でもワインを一定期間海底に沈めて引き上げるというプロジェクトがあり、今回幸いにもタイタニック号と同じシャンパーニュを頂くことができました。
こちらのシャンパーニュは、
『エドシック・モノポール グー・アメリカン エクストラ・ドライ』
アメリカンとありますが、フランス・シャンパーニュ地方で生産され、
タイタニック号に搭載された公式シャンパーニュです。
ラベルも、1912年の出港当時のままの復刻版ボトルとなっています。
(日本では、JALファーストクラスで提供されたこともありました。)
今回の海底ワインは、太陽の光を一切遮り、ワインにとっての最適温度・水温13度になる12月から6月まで、水深13メートルの海底に半年間沈められました。
海底で眠っている間、フジツボや海藻など様々な海洋植物が付着し、引き上げた時の様子はこんな感じ。
ちょっとびっくりするような様相ですが、匂いも相当キツく、塩素水でボトルを丁寧に洗い流すことから始めます。
引き上げられたワインボトル上部は、浸水防止のためしっかりロウ付けされているので、抜栓にもかなりの力と時間がかかります!
ラギオールのソムリエナイフは、耐性が非常に強いので、こんな時も大活躍!
今回の抜栓は、プロのソムリエでもあるアンちゃんにお願いしました。
海底ワインに合ったお食事とともに
左が海底に寝かせたシャンパーニュ、右が通常のシャンパーニュです。
同じタイミングで購入した、全く同じものなのですが、
たった半年間で、ワインの色は、明らかに熟成した黄金色に変化しています。
海底ワインの方は、味わいも香りも柑橘系の果物のように豊かで、ギュッとした濃縮感を感じます。
これは、これまで経験したことのない美味しさ!
通常、このような状態になるには3〜5年くらいかかるので、たった半年間でこんな風に変化するなんて、海底では時間の流れが違うのかもしれない!と思わずにはいられません。
波による振動のエネルギー、石の音、鳴き声などの様々な音は、海中では空気中より早く、遠くまで伝わる性質があるので、それらが瓶内に何らかの影響を与えているのではないかと言われています。
まさに「ロマンを飲む!」といった感でした。
ビッシリ付着したフジツボが海の底を思わせます
左が海底ワイン、右が通常ワイン
シャンパーニュコルクは、特に変化が激しく、半分くらいに縮んでいました。
白ワインは、
- エフェゾ ヴァル ディ ビアンコ 2017 (イタリア カラブリア)
赤ワインは、
- ロバート モンダヴィ プライベートセレクション ジンファンデル 2018
(アメリカ カルフォルニア)
- チェレット ランゲ モンソルド ビアンコ 2016 (イタリア ピエモンテ)
を選びましたが、どれも海底ワインは、コルクが一回り縮んでいます。
シェフのご厚意で、シャンパーニュに合う食事を少しづつご用意して頂き、カツオの燻製や生ハムメロン、コーン、チーズをふんだんに使ったリゾットなどマリアージュも楽しめました。
海底ワインは、一度飲むと他のワインが飲めなくなる!という方もいるくらい、
その味は深く感動的で、ロマンを感じる未知の体験です。
日本でも海底ワイン・プロジェクトが増えてきているようで、手に入りやすくなっています。
今後もし海底ワインに出逢う機会があリましたら是非試してみて下さいね!
最後に、今回は「海底ワイン」ということで、ちょっとエキゾチックな雰囲気のワンピースを選んで会場に向かいました。
Buymaで購入したノンブランドです。(インポートワンピでは、Buymaはよく利用させて頂いてます!)
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪