ライフステージに大きな変化が起こるアラフィーはストレスをためがち。発散する? それとも癒しのアイテムで心を潤す? ただいま実践中のイライラ解消法を公開。今回は、産婦人科医の八田真理子さんに話を伺いました。
更年期特有のイライラ解消には、漢方薬やHRTを頼っても
数年前までは、些細なことにもイライラしていましたが(笑)、週4回の筋トレ&有酸素運動と、有機野菜を中心とした低糖質の食事をとることで自律神経が整い、最近はかなり穏やかに。加えて、加齢とともに怒りに使うエネルギーも減少したようです。実は、怒りを感じるのは体内にパワーがあふれている証し。なので、無理に気持ちを抑え込むことはないと私は思います。
ただ、怒りは血圧の上昇を招き、血流が悪化して体に負担をかけます。特に更年期の女性はホルモンバランスの乱れでただでさえ血圧の変動が大きくなりやすいので注意が必要。また、更年期の体の不調が怒りにつながることも。更年期の諸症状に悩む人は、漢方薬やHRT(ホルモン補充療法)を試してみるのもおすすめです。HRTは海外で30年以上前から使われている、乳がんリスクを上げない“天然型黄体ホルモン製剤”が日本でも保険適用になりました。ただ漠然とイライラに向き合うのではなく、原因と思えるものをひとつずつ減らすことも大切です。
日ごろのとっさのイライラ対策には、常温の煮出したお茶を常に持ち歩き、頭に血がのぼったらその場でちょこちょこ飲むのが私流。それだけでひと呼吸をおけてホッとできますよ
私の心の鎮め方
1.常温のお茶を常に持ち歩き、ちょこちょこ飲む。
2.手首の内側のツボをマッサージする。
3.息を2秒吸って6秒吐く。
とっさの措置には手首の内側にある“神門”と呼ばれるツボをマッサージしたり、呼吸をゆっくり行う(2秒吸って6秒吐く)のも効果的。エクオールのサプリは10年愛飲、漢方薬は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を常飲し、イライラしたときは抑肝散(よくかんさん)を服用。
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