的確な時間管理をするために肝心なのは、自分の予定の細かな把握。それをもとに、取捨選択をして予定を再構築すれば、時間につまずきにくくなれる! 時間管理のプロの中島美鈴先生が、時間を再構築するための3つのステップについてレクチャー。
教えてくれたのは…
予定を細かく把握し、時間の使い方を再構築
前ページの「すーぷもだ」で把握した時間のつまずきポイントをもとに「つまずかない仕組み」をつくるためにまずやるべきは、「今のルーティンの予定の見直しと再構築」と中島先生。そこで実践したいのが、予定を細かく書き出し、省けるものは省いた予定に書き替える作業。
「特に、仕事に家事に子育てに親の介護に、と『やるべきこと』が多いアラフィー世代は、予定を“可視化”することで、自分がいかにキャパオーバーに陥っているかわかるはず。それを自覚したうえで、ひとつひとつの予定が今、本当に必要なのかを検討すると、案外、不要なものも多々見つかるのでは? それを省いて予定を再構築すれば、時間に余裕ができるぶん、つまずきにくい仕組みがつくれます」
そして、再構築する予定には一日の中に「自分のためだけに使う時間」を確保するのも重要。
「誰でもやるべきことをこなすだけでは、時間に縛られていると感じ、ストレスがたまります。一日に1時間でも自分のための時間がもてれば、自分で時間をコントロールしているという意識が生まれ、自信が高まります。時間管理の国の王さまは自分。その気持ちを忘れずに」
「時間を再構築」するための3つのステップ
時間管理の国の王さまになって、管理をしやすくするための「予定の再構築」は以下のステップで実行!
《STEP1》1週間の予定をすべて書き出し、属性ごとに色分け
1週間の予定を、できるだけ細かく書き出すことからスタート。「予定を『仕事』『家事』『家族・親族関連』『自分の時間』のように色分けし、そのときの心身の状態を振り返ってみて。疲れていたり、イライラしているようなら、スケジュールに無理がある証拠。見直しが必要です」(中島先生、以下同)。
《STEP2》書き出した予定が本当に必要かマーク分け
現在の予定を、「必ずやるべき・やりたい=◎」「やったほうがいい=〇」「余裕があれば=△」「不要=×」のように優先順位別に仕分けを。可視化すると、やるべきことが絞りやすくなる。「予定をこなすには体力が不可欠なので、睡眠時間は◎に。最低でも6~7時間は確保してほしいですね」。
《STEP3》1、2を踏まえて、スケジュールを修正してみる
やるべきことが絞れたら、順番の調整を。午前中が一番元気なら、頭や体力を使う予定はそこに当てはめ、疲れてくる時間帯は集中力不要なものを入れるなど、効率優先で組むのが得策。「モチベーションアップになるような“ごほうびタイム”をときどきはさみ、自分の時間を確保することも忘れずに」。
時間の再構築のポイントはここ!
□頭や体力を使う予定は、自分が一番活動的になれる時間帯に入れる
□短時間で終わる&労力不要なものは、“すき間時間”を活用する
□ごほうびタイムを上手にはさむと、次の予定に対するやる気がアップ
□「自分のためだけの時間」と睡眠時間はしっかりと確保する
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