50代での“年賀状じまい”って失礼?【令和のお付き合いマナー】

価値観や生活様式が多様化し、情報が日々更新される中で、人付き合いやマナーの正解を見失いがち。例えば、「年賀状」。50代マダム的にはどこまでどうするのが、ちょうどいい感じ? 「お付き合いマナー」の大切なエッセンスを、茶人・千 宗屋さんとライフスタイリスト・北條久美子さんに聞いた。

年賀状じまい

年賀状じまい

こんなモヤモヤ……ありませんか?

「仕事も始まってずいぶんたったころ、ようやく届いた年賀状。私が送ったから“一応返した感”がハンパない。メッセージはひと言もなく、市販のハガキだけがぺろっと一枚。もう来年は出さなくてもいいのかなと考えてしまう」

「話題の“年賀状じまい”をしたのか、送ってこなくなった人が急激に増えた気がする。やめるならやめるで、ひと言あってもいいのに……」

完璧な答えはないけれど……。「私たちはこう感じます」

▼千さん

年賀状をやめるも続けるも、個人の判断。正解はありませんが、高齢のかたが「儀礼的なお付き合いはもうしんどい」という理由でやめるのは理解できます。でも40~50代の働き盛りの人がやめるのは、少しもったいない気もしますね。年賀状で近況を報告しあうのを楽しみにしている人もいるし、私の場合、もらった年賀状をきっかけに連絡をとって旧交を温めることも。続けるメリットはけっこうあると思っています。

北條さん

モヤモヤするなら、無理して年賀状にこだわらなくていいと思います。とはいえ、全部やめてしまうのではなく、目上の人で年賀状のやりとりを大事にされているかたなど、対象を小さくして続けていくのがいいのでは。クリスマスや年末に、シーズンズグリーティングのカードを送るのもおすすめ。喪中かどうかを気にせず、「今年もお世話になりました」と一年の感謝を伝えられます。

お話をうかがったかた
千 宗屋さん
千 宗屋さん

茶人・武者小路千家家元後嗣

千利休を祖とする武者小路千家第15代家元後嗣。茶事や講演、執筆活動を通して茶道文化を発信する。古美術や現代アートにも造詣が深い。著書に『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』(小学館)など。2児の父。
北條久美子さん
北條久美子さん

ライフスタイリスト

ビジネスマナーやキャリアに関する研修の講師として活動するかたわら、「自分らしく笑っている人を増やす」をミッションに、SNSで発信を行う。著書に『ビジネスマナーの解剖図鑑』(エクスナレッジ)など。

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取材・原文/熊坂麻美 イラスト/小迎裕美子 ※エクラ2025年6月号掲載

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