友だちとのランチに持っていく「手みやげ」。どんなものを持っていけばいいの?そもそも、持って行かないといけないの?50代マダム的にはどうするのが正解?気になる「お付き合いマナー」について、茶人・千 宗屋さんとライフスタイリスト・北條久美子さんに聞いた。
ランチ会の手みやげ
こんなモヤモヤ……ありませんか?
「ママ友とのランチ会の恒例、手みやげ交換。誰かの家を訪ねているわけでもなくレストランなのに、手みやげって必要?しかも、いつも忘れてしまうので、毎回肩身がせまくて……」
「手に入れるのが大変なスイーツとかだと、圧がすごい。毎度、旅行のおみやげをくれる友人もいて、こちらはどこへも行けてなくてすみません……という気持ちに」
完璧な答えはないけれど……。「私たちはこう感じます」
▼北條さん
会やメンバーによって、手みやげの文化が定着している場合は、割り切って手軽な消えものを用意するのが気持ち的にもラクかなと。「おいしかったから、ぜひ食べてほしい!」や「来る途中でたまたまパン屋さんを見つけて」など、相手の負担になりにくいひと言をつけ加えると、印象がいいですよね。私自身、そうやっていただいたものは受け取りやすく、その気遣いもうれしいものです。旅のおみやげは、もらってばかりで恐縮するなら、2~3回に一度くらい、コーヒーやお茶などのプチギフトをお返ししても。
▼千さん
これも正解はないですが、しんどいようなら、自分も手みやげを用意したうえで「今後は毎回贈りあうのは、やめませんか?」とか「またおいしいものが見つかったときに、皆さんにもお持ちしますね」と、“手みやげ必須”の空気をやわらげる提案をしてもいい気がします。
茶人・武者小路千家家元後嗣
千利休を祖とする武者小路千家第15代家元後嗣。茶事や講演、執筆活動を通して茶道文化を発信する。古美術や現代アートにも造詣が深い。著書に『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』(小学館)など。2児の父。
ライフスタイリスト
ビジネスマナーやキャリアに関する研修の講師として活動するかたわら、「自分らしく笑っている人を増やす」をミッションに、SNSで発信を行う。著書に『ビジネスマナーの解剖図鑑』(エクスナレッジ)など。