職場の後輩との世代間ギャップによって“モヤモヤ”してしまうこと、ありませんか?付き合い方がわかれば、そのモヤモヤも解消するかもしれません。後輩との接し方について、茶人・千 宗屋さんとライフスタイリスト・北條久美子さんに話を聞きました。
Z世代の仕事の後輩
こんなモヤモヤ……ありませんか?
「会社の後輩は私が指示しているときにスマホをずっと触っているので、不審に思い、聞いてみたら『メモをとっています』と!私のことがおもしろくなくて、誰かとやりとりでもしてるのかと思いました……」
「会社で使っているメールソフトはハートやスマイルのスタンプが押せるのですが、ある日、後輩からのメールの返事がないなと思っていたら、good!の親指を立てたスタンプだけが返ってきていました。LINEならともかく、仕事のメール、しかも先輩にスタンプ返信ってびっくり」
完璧な答えはないけれど……。「私たちはこう感じます」
▼北條さん
デジタルネイティブでタイパ意識も強い若い世代は、悪気なくナチュラルに、こうした言動をしています。友人同士ならいいけれど、ビジネスの場ではふさわしくないこと、相手を不快にさせている可能性があることを、教えてあげてほしいです。特にスマホでのメモは、話を聞いていないように見えるため、「まじめにやっているあなたが損をしてしまうよ」と、手書きのメモをすすめると若者に響きやすいです。また、社外の人との商談などの場では、基本的にスマホを出すこと自体、マナーとして避けるべき。これも伝えてあげましょう。
▼千さん
きっと「失礼」という感覚はないのでしょう。どうしてダメなのか、理由を説明しないと理解してもらえないと思います。「失礼だ!」と怒って終わりではなく、コミュニケーションをとる。それが年長者の役目かなと。面倒ですが(笑)。
茶人・武者小路千家家元後嗣
千利休を祖とする武者小路千家第15代家元後嗣。茶事や講演、執筆活動を通して茶道文化を発信する。古美術や現代アートにも造詣が深い。著書に『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』(小学館)など。2児の父。
ライフスタイリスト
ビジネスマナーやキャリアに関する研修の講師として活動するかたわら、「自分らしく笑っている人を増やす」をミッションに、SNSで発信を行う。著書に『ビジネスマナーの解剖図鑑』(エクスナレッジ)など。