最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男性更年期のせい?【WEB限定 夫の更年期Q&A vol.1】

男性にもあるという更年期障害。ある日、昔の夫ならこんなことなかったのにという夫の変化に気づいて「もしかして更年期?」と、不安を覚えた経験はありませんか。読者の声で多かった夫の変化に関する代表的な症状について、メンズヘルスクリニックの医師に聞いてみました。

最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男の画像_1

CASE1 うちの夫は、毎日食後にグーグー寝ています。そんなに寝られるのか?とあきれるほどです。そんなに疲れているならベッドで寝たら?というと、ものすごい剣幕で怒ってきます。

A:「だるい」「疲れやすい」ということは、普段の生活でよくあることですし、つい仕事のストレスや忙しさのせいにしがちです。でも、いつも眠たい、疲れているとしたら、睡眠障害があるか、男性更年期障害の可能性が高いと考えられます。そのまま無理をかさねると、悪化していく場合もあり、何らかの対処は必要です。
一般に年齢を重ねてくると、寝つけない、眠りが浅い、早く目覚めてしまうなどの睡眠障害を起こしやすくなります。日中眠くて仕方がないなら睡眠時無呼吸症候群の疑いがありますし、睡眠のリズムが乱れている可能性も。生活を見直してもなお睡眠障害が解消されないなら、睡眠外来などを受診し、改善をはかるようにしてください。
また、夫の年齢が40歳以上なら、その背景に、「男性ホルモン(テストステロン)の減少」が隠れている可能性があります。テストステロンには、バイタリティを高める効果や、「一酸化窒素(NO)」を作り出す効果、ストレスを軽減する効果などがあるため、それが減ってくると、ちょっとしたことでイライラする、疲れやすい、なかなか疲れがとれないなど、男性更年期特有の症状が出やすくなります。ちなみに、テストステロンは夜作られるため、夜更かしをせず十分な睡眠をとることがとても大事です。健康チェックの一環と思って、男性更年期の専門外来を一度受診し、一度テストステロンの数値を調べてみることをお勧めします。


CASE2 もともと友人が少なかった夫ですが、仕事に行く以外は、一人で過ごしている様子で、気がかりです。休日は自室でほぼ引きこもりです。

最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男の画像_2

A:以前は、ゴルフに釣りにと趣味があって休日もアクティブだったのに、最近は、趣味さえどうでもよくなってきたみたい……。そんな様子なら、ちょっと、怪しいかもしれません。好きだったことも面倒になる、自分からやろうという意欲がわかないなどは、男性ホルモン(テストステロン)の低下による典型的な現象です。
ただ、引きこもりはうつでも見られる症状です。ご主人の症状が、うつ病なのか男性更年期障害なのかの鑑別は必要ですね。あくまでも目安ですが、違いがわかりやすいのは「食欲」です。うつ病では。多くの患者さんに見られる「食欲減退」が、男性更年期障害ではあまり出てこないという違いがあるのです。元気がないけれど、食欲はあるということだと、男性更年期障害かもしれません。気になるなら、ご主人にネットで手に入る更年期症状セルフチェックなどを勧めてみてはいかがでしょうか。

※WEB限定 夫の更年期Q&A vol.2 に続きます!

●教えてくれたのは…
メンズヘルスクリニック東京 院長 
小林一広先生
北里大学医学部卒。精神科医の立場からメンタルヘルスケアや頭髪治療、男性更年期の診察・治療などに力を注ぐ。精神保険指定医。https://www.menshealth-tokyo.com/

取材・文/及川夕子 イラスト/長谷川ひとみ

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