最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男性更年期のせい?【WEB限定 夫の更年期Q&A vol.2】

読者の声で多かった、最近気になる夫の症状は、男性更年期によるものなのか──。
前回のvol.1で紹介したCASE1~2に引き続き、メンズヘルスクリニックの医師に聞いてみました。

CASE3 トイレに行く回数が増えました。私が「今日さ~」と話しかけると、「ごめん、ちょっと先にトイレ……」と言って話の腰を折られることもしばしば。夜中も最低でも1回は必ずトイレに行きます。 

最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男の画像_1

A:ご相談内容から、男性更年期障害と断定することは難しいのですが。おしっこの回数が増えた、夜中にトイレでたびたび起きる。こんな症状にも、男性ホルモン(テストステロン)は関係しています。テストステロンが低下すると、おしっこを濃縮するホルモンが減ってきたり、膀胱の柔軟性がなくなり尿がためづらくなったりして、頻尿が起こります。
ほかに、男性の頻尿には、前立腺肥大症(前立腺が大きくなり排尿障害が出てくる病気)や過活動膀胱(膀胱が過敏になる症状)、睡眠時無呼吸症候群(睡眠時に呼吸が止まる病気)などが関わっている可能性もあります。ちなみに、頻尿で悩んでいる人は、多くの場合ED(勃起機能の低下)でも悩んでいます。
ご主人の状態はどうでしょうか。40〜50代で、夜2回以上(60代では夜3回以上)、夜中に目が覚める場合は、泌尿器科で検査を受けることをお勧めします。

CASE4 あんなに暑がりだった夫なのに、とても冷え症になりました。夏でも必ず羽織ものが必要だったり、冬はパンツの下にくるぶし丈のインナーを着用して出勤するように。前は私のほうが冷え症だったのに……

最近、夫の様子がおかしい。こんな症状は男の画像_2

A:冷える原因はいろいろありますが、1つには、熱を生み出す筋肉の量が減ってくるとと冷えを感じやすくなります。男性よりも女性が冷えを感じやすいいのは、もともと筋肉量が少ないからです。男性ホルモンのテストステロンは、筋肉増強にも関係しているので、ご主人の冷え症は、年齢とともに運動量やテストステロンの量が減ってきた結果とも考えられます。
また、男性の更年期障害も女性と同じように、ホルモンバランスの乱れが原因になります。ストレス、睡眠不足、運動不足などによってテストステロンの分泌異常が生じると、自律神経の働きが乱れ、ほてり、発汗、冷えなどの症状が出てくるのです。ほかに、食べ過ぎや無理なダイエットなども冷えを招きます。入浴や運動をする、温かい食べ物をとるなどのケアを試しても良くならない場合には、何か病気が隠れている可能性も考えられます。
ご主人の冷えの原因が男性更年期障害なら、男性更年期の治療法の一つである「ホルモン補充療法」を行うことで冷えが改善する可能性は高いです。メンズヘルスクリニックや男性更年期の専門外来で、一度相談してみてください。

※WEB限定 夫の更年期Q&A vol.3 に続きます!

●教えてくれたのは…
メンズヘルスクリニック東京 院長 
小林一広先生
北里大学医学部卒。精神科医の立場からメンタルヘルスケアや頭髪治療、男性更年期の診察・治療などに力を注ぐ。精神保険指定医。https://www.menshealth-tokyo.com/

取材・文/及川夕子 イラスト/長谷川ひとみ

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