“定年前”と“定年後”何が変わった!? ケーススタディ【夫の定年】

定年を期に夫との関係が悪化という話をよく耳にするけれど、実際のところどうなの?定年後の3本柱「夫婦関係」「住まい」「お金」について、実際のケーススタディをご紹介します。

【case study1】夫が家事に参加するようになったものの、今ではそれが悩みの種に

家の中のことは私任せだった夫が、定年を機に、「これからは家事を分担しよう」と。これで少しは楽になると、最初は私も期待しました。ところが、いざ任せてみると、色柄ものと白いものを一緒に洗濯し、食器用スポンジでフライパンを洗い、掃除をすれば、掃除機を家具に当てまくって傷をつけ……。しかも、そのことを注意すると不機嫌になり、「気に入らないなら、もう手出ししない!」と。年をとって、頑固になった夫を今から教育するのは、思った以上に面倒。頭も心も柔軟なうちに、ゆっくり&少しずつ促すべきだったと、後悔しています。(60歳・パート/夫65歳)

【case study2】1階は夫、2階は私と住み分けしたら、ストレスがなくなり、会話も増えました

夫との仲は悪くはないものの、一日中顔を合わせるとなると別。テレビをつけたままのうたた寝やしょっちゅうするせき払いなど、ささいなことが気に障り、イライラしがちでした。そこで実行したのが、家庭内住み分け。1階の和室を夫の部屋にし、私は2階に寝室と趣味部屋を確保。1階に下りるのは食事と入浴のときぐらい。夫がリビングでゴロゴロしていようと、ドアを乱暴に開け閉めしようと、目にも耳にも入らないから気になりません。むしろ、食事時か顔を合わせないので、以前より会話が増えたほど。当分はこのスタイルを続けるつもりです。(63歳・専業主婦/夫66歳)

【case study3】退職金で初めて投資にトライ。3年で10%も値下がりし、大後悔

 夫の退職金は、半分を住宅ローン完済にあて、残り半分は思いきって投資することに。きっかけは、給与口座をもっていた銀行からの“お得なご案内”。超低金利の今、預金では心もとないと思っていたので、銀行の担当者にすすめられるまま、国内外の投資信託や債券などに分散投資。初めは順調だったけれど、3年たった今、トータルで10%近くの損に!
痛かったのは、新興国のファンド。ハイリターンを期待したけれど、政情不安で大暴落してしまい……。これ以上減らしたくないけれど、今解約すると大損だし。どうすればいいのか、途方に暮れています。(63歳・専業主婦/68歳)

【case study4】20年ぶりに社会復帰したことで、収入・やりがい・夫の協力を得て、一石三鳥

 定年後再雇用に応じた夫ですが、収入は現役時の3分の1にダウン。少しでもカバーできればと、私も意を決して社会復帰を。仕事はベビーシッター。専業主婦歴20年、特別な技能がないので不安だったけれど、子育て経験が評価され、大手派遣会社に採用されました。しかも、「先輩ママなので安心」「子育ての悩みを相談できる」と、リピーターがつくように。今は月15万円の収入を得ています。子育ての喜びをもう一度味わえることや、私よりも早く帰宅するようになった夫が夕食の支度をしてくれるなど、うれしい副産物もありました。(57歳・ベビーシッター/夫62歳)

夫の定年 記事一覧

人生どう終わる? 定年前にまず取り組む、夫婦の3本柱【夫の定年】
定年後の支出はどうカバーする!? お金問題【夫の定年】
取材・文/村上早苗 イラスト/添田あき ※エクラ11月号掲載

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