一大決心をして、周囲の越えに押されて……。さまざまなきっかけで大人になってから好きなことに出会い、極めていくうちに自宅でサロンを開いて活躍しているアラフィー女性が増えてきている。カービング教室を主宰する柴田さんは、35歳のときにタイで「カービング」に出会ってから熱中するようになり、今では柴田さんの元から独立した講師を育てるまでに。これまでの経緯や現状、将来について伺いました。
カービング
ほれたら一直線!海外でも経験を積み講師を育てるほどに
柴田ななさん(No.9 カービング教室主宰・50歳)
カービング作品をより美しく展示するため、毎月関西から東京に出向いてタイのフラワーアレンジメントを勉強中。
カービングはタイの伝統工芸で、ソープや硬い野菜・フルーツなどに美しい彫刻を施すアート。35歳のとき、タイで見た実演に感動したのが、カービングとの出会いだった。子育てが落ち着いた38歳のとき、カービング教室へ。
「暇さえあれば月に何度もレッスンに通い、文字どおりカービングにのめり込みました。タイ人の先生が来日されたと聞けば、先生を追いかけて全国を転々とするほどの熱心さ(笑)。そして数年かけて何度も渡航し、本場バンコクの有名スクールのプロフェッショナルコースを修了しました」
並行して日本で認定講師の資格をとり、42歳で自宅サロンとカルチャー教室の講師をスタートさせた。
「ますますカービングに没頭し、自分の腕を磨き、海外のコンテストにも挑戦する日々。そして48歳のとき、サロン専用の部屋や倉庫を備えた自宅を新築しました。家族のストレスが減り、機能的にレッスンを行えるように。育ってきた生徒さんたちの声に応じて講師認定コースを新設し、独立した講師が同じカリキュラムを使えるようにテキストやレシピを一新しました。好きなカービングを教えることで、生徒さんが新たな一歩を踏み出すお手伝いをすることが、今の生きがいです」
サロンで使っているテキストとできあがりイメージの写真は、すべて柴田さんのオリジナル。ソープカービングコース、フルーツ&ベジタブルコース、マスターコースそれぞれにテキストを用意
サロン専用の部屋は、ヨーロピアンクラシックな内装で落ち着いた雰囲気。レッスン前には必ず、必要な道具やレシピが書かれたテキストを人数分セットして生徒を迎える