一大決心をして、周囲の越えに押されて……。さまざまなきっかけで大人になってから好きなことに出会い、極めていくうちに自宅でサロンを開いて活躍しているアラフィー女性が増えてきている。ジェルネイリストの山本さんは、家族や自身の体調の変化に応じてペースを調整しながら自宅に構えるサロンを11年間運営。彼女の開業までの経緯や現状についてをご紹介します。
ジェルネイル
自宅サロン歴11年。家族や体調の変化に応じてペースを調整
山本敦子さん(No.2 ジェルネイリスト・51歳)
常連客だけとはいえ、ネイルの勉強は怠らない。大規模な展示会などに通い、最新の技術やトレンドをチェック。
今から13年ほど前の38歳のころ、ジェルネイルのブームが到来。
「初めて見たとき、何これつやっつや!きれい! 1カ月ももつの!?と、驚きの連続。当時息子が幼稚園児で、私は専業主婦。自分のことなんかかまっていられない時期で、ジェルネイル代の1万円も躊躇してしまいましたが、どうしてもやってみたい思いは強くて。そんなとき、友人がスクールに通いはじめたと聞き、私も思いきって勉強することに決めました」
スクール自体は自由度が高く、実家に一日子供を預けたりして通いつめ、半年で資格がとれた。けれど練習台になってくれる人を探すのがひと苦労。
「10人に塗って写真を提出する課題やスクールまで来てもらうケースもあったりで、授業料以外にそういった謝礼にもけっこうかかりました。けれど、そのとき協力してくれた友人がサロンのお客さまになってくれたりして、開業当初から月に20人ほどが定期的に来てくださって。5年ほど前から目や肩がつらくなってきたので、今は常連のお客さまに限定してお引き受けしています。ネイルは、一対一の仕事なので会社勤めをしていたころとはまた違った喜びがあります。“ありがとう”を聞くと私も癒され元気になれます」
ジェルネイルに使うラメやホログラムは200種以上、カラーは150色以上を常備
JNAジェルネイル検定の中級・上級取得の証しを身につけ、お客さまに安心してもらう
自宅リビングがサロンに