「子育てが終わり、これから夫とふたりで仲よく人生を過ごしたい。でも、彼の言葉にわけもなく傷ついたりイライラしてうまくいかない」。成城松村クリニックの松村さん曰く、そんな悩みを抱えるアラフィー女性も多いとのこと。更年期をきっかけに夫婦の関係を見つめ直すための向き合い方をアドバイス。
夫婦ともにある更年期は、自分にも相手にも思いやりが必要
「子育てが終わり、これから夫とふたりで仲よく人生を過ごしたい。でも、彼の言葉にわけもなく傷ついたりイライラしてうまくいかない、と悩みを語るエクラ世代の女性は多いですね」と松村先生。心が乱れる原因は女性ホルモンだ。
「女性ホルモンの分泌量が急激に減ると自律神経の機能が乱れ、リラックスに必要な副交感神経の働きが衰えます。その結果、更年期の女性は緊張状態に置かれてイライラしやすくなり、それが夫婦関係にも影響を及ぼすようになるんです」
必要なのは体の変化に合わせて、ライフスタイルや心のありようを整えること。
「がんばりすぎてしまう女性が多いので、疲れたら遠慮せずに休み、不満や心のつらさを夫に伝えましょう。自分をもっとかわいがってあげてください。一方で、男性にも更年期があり、同じようにつらい時期であることも理解しましょう」
男性ホルモンが減少する速度はゆるやかで、通常、心身への影響は少ない。だが激しいストレスにさらされる現代では、不眠やうつなど男性更年期の症状を訴える男性が増えているという。
「体調がよくないときは夫婦でホルモン休暇をとり、気分転換をしたり共通の趣味を探したりするのもおすすめ。更年期という人生の大転換期を、ぜひ夫婦の関係を見つめ直すきっかけにしてください」