ほくろやイボ…この“できもの”、放っておいて大丈夫?

ほくろが大きくなってきたり、体にイボができたり……。アラフィー世代になるとなぜか増えるのが“できもの”。この正体は? 治療法は? 気になる疑問や悩みに、専門医がアンサー。

このごろ増えたと感じる人、急増中!読者のリアルなできもの事情

ほくろやイボ…この“できもの”、放っておの画像_1

【鼻の横】

鼻の横(メガネの鼻パッドの当たるあたり)に、イボなのか、脂肪のかたまりのできものらしきものがあります。メガネをかけたときに違和感があって、よーく見たら突起したものが、大きくなってきてメガネをかけると痛いです。目が悪いので拡大鏡を購入して首を見たら、小さなイボの集団が……! 恐ろしや老眼^_^;。(53歳・主婦)

【肘】

10年くらい前に肘にこぶみたいなのがたくさんできて、切って、生検に回してもらいました。(55歳・主婦)

 

【首】

首……昔は何もなかったのにクリームを塗るときに何か引っかかりがあり小さなイボができているのに気がつきました。色ムラがあってシミなのか消えるものなのかわかりません。(53歳・主婦)

【ビキニライン】

ビキニラインにあるほくろが気になります。脱毛してから出現しました。3㎜くらいで大きさは変わらないのですが、3Dシールのようにポコッとしています。(46歳・会社員)

【眉】

以前から眉毛の中にイボがあります。大きくなったり、小さくなったりします。イボの部分は毛が生えないため、大きくなったときは白くボコッとして、わかります。小さいときは、触っても、あるのかないのかわからないくらいです。(49歳・主婦)

ほくろやイボ…この“できもの”、放っておの画像_2

【足裏】

足裏に違和感があり見てみたら、皮膚の中に小さな膨らみが。病院でレントゲンを撮ってもらったところ、おそらく脂肪か水かなにかがたまったものであろうとのこと。「大きくなってきたらまた来て」といわれ、様子を見ることに。数年たちますが、大きさは変わらずです。(46歳・会社員)

【目の下】

目の下に白い膨らみができて気になります。目のところなので眼科なのか皮膚科なのかわからない。(年齢不明・主婦) 

【わき】

右わきにポコッとしたできものがあるのに気がつきました。ほくろかなと思ったけれど、色は薄いし……。とりあえず放っておいています。(50歳・フリーランス)

【腕】

腕の真ん中あたりにこぶのようなものがあります。痛くもないのでそのままにしていますが、夏などは目立つので、バングルをしたりして隠しています。(52歳・会社員)

【背中】

背中にずっとできものがあり、ブラジャーをとめる場所にあるので、すごく気になっていました。病院で相談したところ、万が一悪性だといけないのでといわれ、手術をしてとりました。悪性ではなかったので、ホッとしました。(54歳・自営業)

 

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良性のものが多いが、皮膚がんの可能性もあるので要注意

お話をうかがったのは…
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック 慶田朋子先生
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。皮膚疾患から美容皮膚科まで幅広く診療。著書『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)が話題。
日本医科大学武蔵小杉病院 桑原大彰先生
日本医科大学武蔵小杉病院 桑原大彰先生
日本医科大学形成外科講師。医学博士。形成外科専門医。フィンランドにて皮膚腫瘍や軟部腫瘍の再建を学び、帰国後現職。現在、同病院形成外科にて皮膚腫瘍外来を担当。

エクラ読者にアンケート調査をしたところ、上記のように多くの人が“できもの”が気になっていることが判明。年齢を重ねるにつれ、できものができやすくなる理由とは?

「できものといっても非常に多くの種類があります。黒や茶色のもの、赤いもの、肌色のものと色もさまざまで、大きさも1〜2㎜ほどの小さなものから、20㎝ほどの大きなものまであります。また、どこからできているかもいろいろで、毛穴由来のもの、皮脂腺由来のもの、母斑(ほくろ)由来のもの、表皮由来のものなどさまざまな種類があります。加齢によって増えてくるように感じるのは、できものはゆっくりと育つものが多く、年齢を重ねると目立ってくるからです。ほくろもゆっくりと育っていくことが多いですし、脂漏性角化症という老人性イボのように紫外線の影響で発生するものも、加齢とともにしだいに濃くなり目立ってきます。こういった理由からエクラ世代になるとできものが気になりだす人が多いのです」(慶田朋子先生)

とはいえ大半の人は、できものを放置している様子。これって大丈夫?

「ほとんどの場合は良性のもので簡単な治療ですむものが多いのですが、まれに皮膚がんの場合もあるので注意が必要です。また、見た目的に気になる場合も小さいうちに治療をしたほうが傷あとが小さくてすむという利点があります」(桑原大彰先生)

ただし、“何科に行けばいいかよくわからない”という声も多数。

「基本的に、皮膚表面にあり、触ることができるできものは皮膚科、皮膚の下にできているものは形成外科へ行きましょう。いずれにしろ、できものの種類の診断は熟練した医師でないとむずかしいので自己判断は禁物。皮膚科や形成外科できれいに治せるものが多いので気になる場合は受診を」(慶田先生)

【皮膚のできもの①】少し隆起した肌色、茶色、黒色のイボ「脂漏性角化症」
【皮膚のできもの②】しだいに大きく、膨らんでくる「色素性母斑(ほくろ)」
【皮膚のできもの③】ポツポツとした白い粒状の「稗粒腫(ひりゅうしゅ)」
【皮膚のできもの④】手首の関節などにできる腫瘍「ガングリオン」
【皮膚のできもの⑤】“脂肪のかたまり”とも呼ばれる良性腫瘍「粉瘤(アテローム)」
取材・原文/和田美穂 イラスト/かくたりかこ ※エクラ2019年12月号掲載

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