【介護・相続できょうだいトラブルを防ぐために】親が元気なうちに、財産を把握・共有して

介護も相続も予期しないできごとに見舞われるもの。きょうだいで協力しあって円滑に進められるようにするには? なにかと出費がつきものの介護、手続きが煩雑になりがちな相続で、いざという時もめないために。

「親の財産」をしっかり把握する

「親の財産」をしっかり把握する

もう“聞きにくいから……”ではすみません!

介護が始まると、なにかと出費がつきもの。親の財産をきちんと把握しておけば、スムーズな相続にもつながる。とはいえ、親に聞きづらいし、『財産をねらっている?』と親から警戒されるのも避けたいところ。

「認知症になったら財産の把握がむずかしくなるので、元気なうちにちゃんと聞いておくべき。財産ねらいではなく、『何かあっても親をしっかりサポートしたいから、銀行口座や不動産などの情報を共有させてほしい』と、親を立てることを第一に切り出すのがコツ」(曽根さん)

数多くの銀行口座を持っている親世代は少なくない。死後の手続きが煩雑になり、10年以上取引がない口座の預金は「休眠預金」として民間公益活動に活用されてしまうため、使っていない口座は早めに解約するなりして整理をしておこう。

教えてくださったのは

介護者メンタルケア協会代表 橋中今日子さん
介護者メンタルケア協会代表 橋中今日子さん
理学療法士・リハビリの専門家として病院に勤務。自身も介護経験があり、心理カウンセラーとして介護にかかわる人を心身両面からサポート。著書に『がんばらない介護』など。
相続実務士 曽根恵子さん
相続実務士 曽根恵子さん
株式会社夢相続代表。感情面、経済面に配慮した“オーダーメード相続”を提案、サポート。アプリ「家族をつなぐ介護ノート」も提供。『相続はふつうの家族が一番もめる』など著書多数。

▼こちらもおすすめ!

【介護・相続できょうだいトラブルを防ぐために】ふだんからコミュニケーションをとるコツ
他人事じゃない!? 相続で起こるきょうだい間の“あるある”トラブル5
現場のプロに聞いた! 親の介護で起こるきょうだい間のトラブル5
きょうだいと「親の介護・相続」でモメないために心がけることとは?
【アラフィー妻の悩み】夫の「がんこオヤジ化」何とかしたい!
相続、介護、免許返納etc…50代から考える「親との関係」
お金の専門家に聞く!家計の見直し・老後資金対策・相続関連...etc.自分にとってベストな方法は?
【50代介護の心配】親が認知症になってしまったら…。どうすればいい?「その時」のために備えておきたい
「親の“負”動産」どうする?相続した実家が買い手も借り手もつかず...。早めの対策を!
今だからこそ立ち止まって考えたい。あなたにとって家族とは?「50歳からの家族のかたち」
取材・原文/吉川明子 イラスト/カツヤマケイコ ※エクラ2021年7月号掲載

ranking

what's new

pick up

recommend

feature

recommend

人気のヘルスケア記事がWebエクラにお引越し! ウェルビーエクラSTART! eclat Gourmet&Voyage eclat Maison
洗練アウター&おでかけ着で始める春支度 スタイリスト・村山佳世子×RED CARDTOKYOの大人気コラボ、第6弾! Room no.8 for E by éclat 大人のための「春レース」誕生! クリーンカラーの春スニーカー